2012-01-01から1年間の記事一覧

最近の再生

人生はビギナーズ(映画) やっぱ予告と全然違ってた……。時制はすでに父が亡くなった後。父がカムアウトしてから死ぬまでの回想と現在をカットアップして進行。まぁなんというかこの独身男にとって全てのことは「気がついたら終わっている」し、「そもそも気…

3月のまとめ

映画 今月は4本。累計、16本。これくらいが適正か。 サラの鍵 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い ヒューゴの不思議な発明 メランコリア 感想 メランコリアは結局感想書いてないけど、まぁ手に余る。1回観ただけじゃちょっとなー、って感じ。冒頭だけ…

最近の再生(「ヒューゴの不思議な発明」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」)

ヒューゴの不思議な発明(映画) 各世代向けに人物が配置されているところ、突然「映画はじめて物語」がはじまって子供がおいてけぼりになるところは面白い。サシャ・バロン・コーエンがいつ3Dで不謹慎なことをやるか、とハラハラしながら観ているわけで、そ…

最近の再生 (サラの鍵)

サラの鍵(映画) 過去にとりつかれてしまった人達の話、と思って観た。このあいだ石牟礼道子さんの番組をNHKでやっていて、twitterで見たら「政治は何もしなかった。福島の二年後が水俣のようにならないことを祈る」という内容の感想が上がったりしていた。…

2月のまとめ

映画 「ドラゴン〜」入れて8本。累計12本。 哀しき獣 ドラゴン・タトゥーの女 ウィンターズ・ボーン ヒミズ やがて来る者へ ちづる 永遠の僕たち ロンドン・ブルバード どれも面白かった(「ちづる」は、作者があんまり意図してない部分がいいと思えるので微…

最近の再生 (ちづる、ドラゴン・タトゥーの女)

ちづる (映画) 自閉症と(軽い)発達障害を背負った妹のことを映画にしようと、立教大学の学生が卒業制作につくったものらしい。 「自閉症のことを知ってくれれば」という意図で作ったと、監督はコメントしているみたいだけど、それを超えた普遍性を感じた。…

最近の再生 (ロンドン・ブルバード)

ロンドン・ブルバード (映画) 出所したばかりのチンピラ(コリン・ファレル)が、昔の仲間との付き合いを切ることができずに、裏社会に巻き込まれていく。一方で、住み込みのボディガードを募集している女優(キーラ・ナイトレイ)と知り合い、そこで奇妙な…

最近の再生(やがて来たる者へ, フロムダスクティルドーン)

やがて来たる者へ (映画) 内容を全く知らずに(ポスターと予告でざっと見たきり)行った。序盤、ほのぼのとした村の描写が続く。「ミツバチのささやき」みたいな映画なのかな……? と思って観ていると、遠くからだんだん、地響きや落下傘部隊がやってきて、気…

最近の再生 (哀しき獣)

哀しき獣 (映画) 一大エンターテイメント。「韓国映画もこんなに……」という枕は一切不要。四部構成の第二部、第三部のサービス度合いがハンパない。誰が殺人を依頼したのか、について話がわかりづらいという評価多し。私もよく把握できてない。感想を見て回…

最近の再生 (永遠の僕たち)

永遠の僕たち (映画) 原題、restless。難病映画。泣かせるようなことはほとんどなし。肉親や恋人との別れを、戸惑いベースで描く。交通事故で死んでしまった親の墓石を「なぜ死んだ!」とハンマーでぶっこわすシーンがあって、どんだけ子供なんだ……と鼻白む…

最近の再生(ヒミズ、ウインターズ・ボーン)

ヒミズ (映画) 検索するとやっぱ駄作っていう人も多いのだけど、冒頭の「寝て起きたら震災報道のテレビつけっぱなし(それが何になるわけでもないのに)」の感覚を「あー、これ俺だわ」って思えるかどうかで、評価が分かれるんじゃないだろうか。映画の展開…

1月のまとめ

映画 1月は4本。余裕もないし、50本くらい観られればいいかなと思ってる(もっと極端に減るかも)。感想書いてないものだけ、ひとこと。 宇宙人ポール 痛快なだけじゃなく、それぞれが自分がとらわれているものから解放される、成長が盛り込まれていてよかっ…

同人活動の成果が受け入れられる如何は製品クオリティの問題じゃなくて受け手の問題だよ(ということにしたい)

……という話を、いつだかtwitterで書こうとしてたときのメモが見つかったので、ちょい書き足して貼っておきます。 (1)たぶん「同人ゲーはZ-MANなんかからメジャーで出ればいいじゃない」っていうのとは、私は立場が逆で、同人作品は同人作品として楽しめるよ…

最近の再生 (叫、ほか)

バーン・アフター・リーディング(DVD) 途中からいつものコーエン兄弟になったので安心した。 コーエン兄弟の作品は嘲笑的で嫌だ、という発言をときどき見かけるが、たしかにこの映画の序盤なんか見てると、馬鹿にしてるなーと思えてくる。 ブラッド・ピット…

最近の再生(幸せパズル、MAD探偵)

「幸せパズル」 (映画、Denkikanにて) 50歳を迎えた主婦が、突然ジグソーパズルの才能に開眼! パズルを通した新しい出会い! そしてジグソーパズル大会へ出場。優勝者はドイツへの切符が渡されます!……という。優勝者がドイツ、というところで、ひょっと…

日記

0106 さすがに寒いが、今年はまだカイロを出してない。 net. 「回転寿司の皿が1周まわるごとに10円安くなるというのを考えた。これは熱い」といった主旨のツイートがTumblrに流れて、1000overのリブログとライクが付いてた。これはどういうことか? ボードゲ…

2011年の映画 ふりかえり(3)

選外で気になったもの 寝てるうちに美しい映像部門:蜂蜜 芸術映画も起きていられるように頑張ります……。 グロかわゆい部門:リッキー パタパタパタ……と飛んでいっては天井にごつんとぶつかる様がやばい。 アニメ化希望部門:エル・トポ それこそ無限にガン…

日記(正月の行状)

ボリュームを落としながら、でも映画は観る。 映画 「リアル・スティール」 おさえめな演出で大人も泣かせるところがよかった(ジムのおやっさんが話の中でしか出て来ないところ、その不在のおやじを軸に主人公とヒロインが絆を確かめ合うところとか)。バデ…

日記

年が明けた。本年もよろしくお願いします。どんどんままならなくなっていく気がする(気がする、ではなく、実際そうなのだが)。狭くなっていく世界に合わせて倹約と選択を心がけたい。「もっと早くに気づけば…」がなるだけ少なくなるように。途中から観た紅…

2011年の映画 ふりかえり (2)

年はあけてしまったけど、まだ途中だったので続ける。 15. ボルベール 全く予備知識なしで観た旧作。ほとんど女しか出て来ない(力仕事も売春婦のふとっちょの女と一緒にやる)。「そこに死体が……」というサスペンスと思いきや、親子の情と業が交錯するドラ…