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mm2 『バカは新書もちゃんと読めねえんだ、哀れだね。』 (2006/07/01 03:58)

哀れんでいただき恐縮です。自分の頭の悪さ(とくに、本を読む能力の低さ)には自分でも困っている次第です。

ところで(答えていただかなくても構いませんが)コメントの内容から

  • (1)mutronix(この日記を書いている私)は馬鹿である
  • (2)馬鹿は新書に書いてあることを理解することができない

ということをおっしゃりたいのだと理解しました(2しか書いてないが、暗に1のことを前提としていないと私の日記に書く意味がない)。しかしそれを敢えて書くということはどういうことでしょうか。これについて考えてみました。

x.

不確かなのは、「(1)mutronix(この日記を書いている私)は馬鹿である」という前提の中の「馬鹿」の意味です。この「馬鹿」とはどのような要件を満たすものでしょうか。一般的に言われている馬鹿、という説明は、説明になりません。人によって「馬鹿」の定義が違うからです。

もっとも確からしい「馬鹿」の定義は、(2)でmm2さん自身が述べられている「馬鹿は新書に書いてあることを理解できない」です。この定義で置き換えるとmm2さんのおっしゃったことは以下のように書けます。

「新書に書いてあることを理解できない馬鹿であるところのmutronixは、新書に書いてあることを理解できない」

これは意味がよくわかりませんので、よければmm2さんは何をもって馬鹿とされているのかを知りたいと思いました。

x2.

書きながら気づきましたが、「新書もちゃんと読めねぇ」というのは、冒頭の数十ページしか読まないまま感想を書いていた私の態度を指していらっしゃるのかもしれません。それについては私が軽率でした、と言うほかありません。くだんの書籍に関して何か有益な情報をお探しのところに、冒頭しか読んでいないのに書き方が気に入らない、などという感想を目にされたら気分を悪くされるかも知れません。

一応くだんの本は最後まで読んでみましたが、書いてある知識を理解するのに著者の自慢のような書き口が気になるという点では同じでした。私が本のテーマに対してそれほど強い興味を持っていなかったから、著者の方の(私にとっての)悪文を読むのに耐えられなかったということだと思います。

ひとえに私の能力が足りないということだと思いますが、私もmm2さんのような読書スキルを身につければ、読んだ新書の文句を書いているところに「バカは新書もちゃんと読めねえんだ、哀れだね。」というコメントを書けるようになるということなのでしょうか。そういうことを書くために私は新書を読むわけではないので、それは勘弁していただきたいです。

y.

あるいは、ここでおっしゃりたい「馬鹿」とは、mm2さんがコメントを書く前から決まっていたことであるという可能性もあります。つまり私とmm2さんが知り合いで、mm2さんが私に対して何か言いたいと思っていたところにそれらしい題材があったので「やっぱりお前のような馬鹿は新書ひとつ満足に読めないんだ」ということです。

まぁ私は自分の知り合いにそういう人(何か言いたい、あるいは影響力を行使したいのならば他にいくらでも方法があるのによりによって日記のコメント欄に馬鹿と書いていく、といった稚拙な方法をとるような人)はいない、と信じたいですが、これはどちらとも言えません。

またあるいは、実際に面識がなくても(常々日記の言動が気に入らないと思っていて)何か言いたい、という場合もありますが…これについてもなんとも言えません。

まぁ要するに個人的に何か思っていることがある上で、過去日記にわざわざ馬鹿とだけ一行コメントを書くというのは、自分の常識内ではあまり起きえないことなので、この可能性(最初から私のことを多少なりとも知っていて馬鹿と言いたかった)はとりあえず考えの外に出しておきます。

z.

私の知り合いでもないのに、過去日記に突然「新書の読めないお前は馬鹿だから、新書が読めないのだ」といったユニークなコメントをするmm2さんという人に、ちょっと興味が生じたのでメモしました。