段ボール部プレイログ

50文字レビューはまたあとで。

ツェ・クヴェオ
おお…これは面白いじゃんけん。キリキリ考えて、「でも結局3択の勘じゃん」となったりするあたりがランドルフ。さすが天空ば*1…ああ違った、ガイスターの作者のゲーム。しかし、添付の子供向けのおもちゃ屋さんのつけたルールは全然わからなかった。ゲームになってないものとして売られてしまうのが不憫。20min(6)
マネリサ(MoneyLisa)
「絵画の競りです」という導入に、それ何ンアートだよ、と突っ込むのはお約束。しかしダイス中心のマネジメント要素のある周り双六、といった感じで、わりと面白い。攻撃的要素がちょっと強いかな。大きなサイズで、きれいに印刷されたカード(実在の絵画がカードになっている)はKOSMOSクオリティ。75min(7)
カントリーライフ
子供むけの記憶ゲームのなかでも、プレイヤーの頭が痛くならない程度のやわらかさがあっていいかも。大人もきつくない記憶ゲーム。10min(7)
明王朝
捻った陣取りだが、長いわりにシステムがどう機能するのかいまひとつ…カードの選択肢を広げると送り込める手下が薄くなる、というのは斬新だと思った。邪魔のないエルフェンランドの味わい。90min(6)
オレゴン
修道院をひくとうれしいカルカソンヌの味わい。周囲に置いたコマで大量得点ができる、というタイルがあくどいので、他人がそのフォーメーションを整えている場合には、そこにカスタイルを置きに行くべきだ。60min(7)
アルタミラ
今年の「ドイツ年間見た目とゲーム性が違うで賞」大賞候補。こりゃすごい。プレイした後みな怒ってた。コマにボサボサの毛が生えているけど全然関係ない! 箱に12歳以上と書いてはある*2が…日本人なら15歳とか18歳とか…。原始人の狩りのゲームなのに、親が資源を積んで相手を下ろしたり、食べ口はギャンブルゲームや「ブラフ」。ロジックと心理の読みと状況判断が渾然一体となったこのゲーム性は、好きな人は大好きかも。75min(8)

アルタミラは、理解するまでも理解したあとも疲れるので、珍味としての点数。

*1:http://tenkuban.jp/www/index.html

*2:いわゆる、12歳からは「大人向け」という区分