「初心者だからってブログで嘘をまき散らしていいわけないですよね」という鼻息の荒さはどこからくるのか
調べ物をしていると、ときどき、標題に挙げたようなコメントを見かけて、気分が乱れる。
技術的に間違ったことを書いた記事に突っ込んでるエントリで、そういうのをよく見る。
…というより、そのエントリに尻馬的にコメントしてる人が、書いてることが多いか。ひどい場合は「指摘したら、なんか訂正が入ったようですね」とか、かつがつ実況したりして。
なぜ、たかが間違いの訂正が、実況が入る一大イベントになるのか。
ふつうのブログの仕組みでは、記事の訂正をするのがめんどくさい、からではないか。文章のあちこちをdelしたりinsしたりしていると、記事が汚くなる。かといって、きれいにしようと記事を書き直すと、「隠蔽だ」「痕跡を残せ」とかdisられるし…。
作業がめんどくさいことが、その作業を、さも重要な義務であるかのように、見せているのかも知れない。(もっと言うと、私は、そういうことをありがたがる人に、心の中で<文系>とラベルを貼ることにしている)
たとえば、こういうのはどうか。
http://example.com/uri/of/my/article/r1 http://example.com/uri/of/my/article/r2 http://example.com/uri/of/my/article/r3
- 記事を修正して、公開するごとにリビジョンが上がるが、過去のリビジョンは全て参照可能。
http://example.com/uri/of/my/article
- 版数を指定しない場合、最新のリビジョンと同じ内容を表示する。
記事の版数管理を実装するだけでも、「初心者」がブログの記事を書き直しやすくなると思う。成長する可能性が、かなり高まると思うのだけど…。
そういう仕組みって、すでにどこかにあるんだろうか。