新着プレイログ

メビウス便を一本、翻訳待ちのものを一本。

  • Eketorp
  • 魔法にかかったみたい(Wie verhext)

Eketorpは伝統的なバッティングと足の引っ張り合い。「貴族のつとめ」にかなり似ているが、あれよりは、やることがはっきりしている(人からものを奪えるので、とりあえずトップの足を引っ張っておこう、という指針がたてやすい)。攻撃要素やアクセルの踏みどころの加減が好きな人にはこっちのほうがいいかも。

子供ゲームのようなタイトルだが「魔法に〜」はアレアの新作。アレアなのでマニアの人向け。

  • カードになんかゴチャゴチャ字や記号が書いてあって、人の思惑を読みながら自分の利益になるように、なんかカード使ってリソースを変換していく、なんかめんどくさいゲーム
  • 変則的なトリックテイキングゲーム

という、ドイツ人が死ぬほど作ってきた二つのカテゴリのゲームを、まぜてみたら、なんか知らんけどものすごく面白いものができちゃった…という、デザインのマジックがうっかり炸裂している。
人の思惑が運として作用するので、ゲーム全体として手放しに「マニアが何回も遊べる傑作ゲーム」とは言いにくいかも知れない。それはそれとして、このゲームのルールには、1+1が5になったという感動がある。詳細はいずれよそで。