書き分けとメタ日記について

「日常雑記やチラシの裏に書くような戯言と、TOEICがんばるぞブログは分けたほうがいいと思うんですよ」という主旨の意見を読んだ。

a.

今の私はそうは思っていないが、以前の私はそういう書き分けが必要だと思っていたし、その書き分けがいつか、書いている私(「中の人」)を形作ると思っていた。

答えがなんであるにせよ、そういうのは、自分の生き方そのときそのときにマッチした書き方を見つけるべきだと思う。一般論にしたり意見をかわしたりするようなものとは違うもののようだ(自分にとっては)。

まぁ「僕ぁ手帳はクォバディスとモレスキンを二冊持ち歩いてますよ」という開陳が、屁の突っ張りにもならないのと同様、そういう、使い方に関する話題は平凡なものになって行くのかも知れない。

b.

はてなには、はてなグループというのがあって、ここに入ることで、ブログを書き分けることが可能なのである。

並行世界のうちのどこかの一つにあるg:fragmentsは、メモがわりのサブブロググループではなく、徒弟制度に基づくブログ思想家(という名のメタブログゴロ)たちのユニオンになっている。入会資格は特にないが、組合員にはそれぞれの親方に対して、毎月、ブログに関する思いつきを1つ、エントリにまとめる義務が課せられる。親方同士は常にお互いのブログを監視している。

技術系ブログでいう「ギークになりたい!人」と「偉い人」の関係みたいなもんか。

土佐日記」「チラシの裏」「戯言」などという言葉を無自覚に使ってブログを論じた徒弟には、組合の掟に従い、恐ろしい罰が科される。

…理不尽だろうか?

プログラミングの世界では、iとかjとかをグローバル変数に使うとめちゃくちゃ怒られるのだろう? それと似たようなものだ。

c.

上書いてた内容で、「日記」を「ブログ」に置換したら、やっぱり気分わるくなった。