今日の再生 (ホット・ファズ, ボラット)
DVD
「ホット・ファズ」:思ったよりずっとカット割りがテキパキしていて楽しめた。70点。
「ボラット」:まぁ酷い。酷いけど、加減しているところがある(売春婦とユダヤ人には優しい)し、まがりなりにも映画として構成されているので、フィクションとドキュメンタリの線引きが曖昧でちょっと乗れない感じはした(ユダヤ人老夫婦の宿のシーンは演出だよね?)。67点。
「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」:フェイク・ドキュメンタリーっぽい手法だが、そこらへんはどうでもいいのだろう。映画として最低限構成されるように2台目のカメラが登場するなどのご都合主義は、その手法自体を批評しているようでもある。形式だけ借りて、ちゃんと映画にしたかったような意図を感じる。監督は真面目な人なのかも知れない。序盤のグダグダした感じは見ていて不安になるが、ゾンビが出るとやっぱり盛り上がる。61点。