日記

idea

ミステリゲーム特有の「プレイヤーは犯行のトリックがだいたいわかっているのに、ゲーム内でどうやって<わかった>ことにできるのかわからない」というストレスの解消方法を思いついた。プレイヤーが直接謎を解くゲームを遊ぶのではなく、プレイヤーが探偵を誘導して謎を解かせるという設定を前に出すと、「探偵役にそれとない示唆を与えて、探偵を名探偵たらしめる<探偵萌えのワトソン>ゲーム」になる。

「いいぞ……そうだ……それでこそ名探偵……!」

名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)

名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)

diary

最近よく歩いている。同じ時間に歩いてもずいぶん気温が違うものだ。

映画的技法に注意しながら「ブラック・ジャック」など読んでみている。人物をどっち側から描くか、どこで見せたいものにフォーカスするか、コマとコマの連続性をどうやって持たせるか、など。以前から、積極的に漫画を読みたいと思えなくて、それはどうしてだろう、とときどき考えていたのだが、技法の上で無条件に喜怒哀楽してしまうのが許せないのだ私は。泣くのは構わないが、どうして泣いてしまったのか、知りたいでしょう?