ミッション:8ミニッツ
この日記を巡回で読んでる人はとりあえず行って観てきてください。以上。そんな感じです。
ネタバレは気にしないほうだが、この終わり方は、監督からSFファンへの誠意ある贈り物みたいなものなので、ちょっと直接的には書けない。
普通の感想だと「<あのシーン>を最後にそのまま終わってよかったのでは…?」ということになると思う。私も「ここで終わるのか?」と思った。しかしそうではなかった。
似ているものがあるとするなら、有名な映画の「モーガン・フリーマンが青いボートを目にする」ショット。話の帰結がわかっているにも関わらず、あそこで涙腺が決壊するじゃないですか。
<あのシーン>の後は、蛇足なんかではなく、SF好きにとっての「青いボート」なのですよね。わかりやすく言うと、「読んでてよかった****」。伏せ字だとわかりませんが…。
「***は、***的なアプローチによって実証された! 世界は、ほんとうにあったんだ…。よかったな…」と、思った。
83点。
ノート
- しかし、これが可能なら、8分という「時間」はあんまり関係なくない?
- この映画から眺めると、ビル・マーレイもひょっとしたら、2月2日の中にある2月3日以降に旅立っていったのではないかという気がしてくる。