イントリーゲについて、メモ

id:yukiyaanさんが長文で記事を書くくらいの傑作なわけですけど。

「イントリーゲ」でググると、想像はしたが「性格悪い」「裏切り」などの言葉による評価が出てくる。いやーこれはちょっとそういうものじゃないと思います。特に「裏切り」。確かに「裏切り」はあるけど、10秒前の会話の内容を「何でしたっけ?」と忘れるようなプレイは、ゲームから干されることになるだけなので、裏切るといっても各所に配慮しつつ「すいませんねぇ」という感じにしかならない。

もちろん、そういう感情部分まで踏み込んで、憎しみの渦巻くゲームにすることもできますが、敢えて地獄の釜のふたをあけなくても、理詰め(と多少の軽口)で、このゲームは面白いので。人狼がそうであるように。(私がそれを上手くプレイできるかどうかは、別の話だけど)

確かに、息苦しいゲームなのですが、このゲームの何よりのプレッシャーは、ゲームの場が、だれかの舌先三寸(「カイジ」の船井みたいなことする奴が現れるのです)に支配されかけているときに、自分なりのビジネスプランと印象操作をもって、その場をしゃべくり倒して事態を打開しなければならない、というところにあるのではないでしょうか。

イントリーゲ

イントリーゲ