日記
x.
「あのサークルは何をしたいのかよくわかんないけど何かしようとしてますね」との評をいただいたので、ごにょごにょ書きながら考えていた。
この趣味には「A.勝ち負け」「B.新しくて面白いもので遊ぶ」という他に「C.情報（≒ひと）」という軸があるよ、と、私は言いたいのだろう。卓を囲む奴が誰だって勝負になればそれでいい(A)、ネタが面白ければそれでいい(B)、だけでは回っていないと思うのだ、けども……
しかし実際、「暇だったからメール見たら、ゲーム会やってるって書いてあったから来た」みたいなこともあるわけだ。そのこと自体は別にいいけど、大多数の人にとって、この遊びが常にそれくらいの距離感のものだとしたら、私もこれ以上言うことはないのかも。
「情報」によって人が動いているかどうか、っていうのは、東京と地方で、同人ゲームの稼働率みたいなものを調べると、有意な差が出る気がする。つまり私の観測では、「こっちの人は（私もそうだが）同人ゲームとかほとんどスルーだよね？」ということなのだが、作り手の問いかけとか、前作と今作の連続性みたいな「情報」の部分に興味がないと、同人ゲーを遊ぶ意味ってほとんどないからねー。
