日記

11.26

午後からぼんやり会。ポランスキーの「ゴーストライター」。ポランスキーよく知りませんが……。

カンで入った居酒屋は、安い、量たくさん、味ふつう、床ねばねばの、磯の香りのするお店であった。

今年の頭にとった写真の中に、ブラウン管テレビが堆(うずたか)く積まれたところに雪が積もっているものがあった(年末年始は雪だったのだ)。最近あちこちで「ブラウン管テレビが捨ててある」話を聞く。

11.27

以前そうとうに好きだった「ゼルダの伝説」をやる気分になれないのはなぜだろう、と考えていて、気がついたらGTA4を起動していた。なんだろう、ゼルダの「この場所でなんかいろいろやらされるぜ」という感じに飽きているのかも。初めて入った場所で「なんとか砂漠」っていうテロップと、全景が映し出されると、「これは景色なんかじゃなく作為に満ちた構造物……」と思えてちょっと憂鬱になる。見知らぬ街で、自分勝手な思い込みを含めて土地勘をつけていくほうが楽しいよな。家の近所の船着き場、遊園地、ダウンタウンの公園、あたりの地形をなんとなく把握。イーストフックでは高架が道の上に入ってきて、それで日差しが遮られてチラチラするんだぜ。

オンラインで地理学者を交えて「ここは昔の海岸線で……」などと言いながらリバティシティをぶらぶら歩いたら楽しくなるだろうか。そんなことを考えながら、俺ことニコ・ベリックがゲーム内家に帰ってゲーム内テレビのスイッチを入れると、「リバティ・シティの歴史」みたいな番組をやっていた。こういうとき英語が出来ないと悔しい。

シネマハスラーマネーボール」評。あぁ……「ソーシャル・ネットワーク」や「トスカーナの贋作」と同じような「何がおきているか一発で把握しづらくて悔しいので2回観る映画」なのか……。

11.28

あたたか。コートいらないくらい。

GTAは前進めていたところまでは来たみたい。前やったときはビクビクしっぱなしだったが、悪事に関するリアリティラインを高め(鈍感)に設定すると遊べるもののようだ。車を盗むなら山の手に路駐してるオープンカーがおすすめだ。性能のいい車なら、すぐハイウェイに乗って警察もまけるし。