最近の再生
twitter絶ち、というわけではないけど、習慣的に開くのをよすために禁煙パイポ的に日記でも書くかね。
movie
96時間リベンジ
イスタンブールの中をカーチェイス、そしてバザールの屋根で……あれどこかで……実際、映画全部通して、スカイフォールの冒頭10分と同じくらいの熱量。けなしているわけではなくて、これはこれでほほえましい。
手榴弾の音を使った測量がアイデアのクライマックスで、親父のところにたどり着くと、「よーしじゃぁ煙突から銃を入れるんだ」えっ投げやり、であり、ほほえましい。ゴルフしている政府高官に電話とか、適当なところがほほえましい。「ねぇパパ、彼は殺さないでね」「はっはっは」ほほえましい。
レ・ミゼラブル
開始後90分=門扉ごしに愛を告げるシーンからの、七月革命に向けて盛り上がる一連の流れ、のところで「この映画は、ここまでがセットアップだったのか!」ということに気がつき、わかりましたあとはもう何をされても泣くのでよろしくお願いします、という感じになった。実際はその後、話はちょいちょい飛ぶし、ものすごくのれるわけではないのだけど。
ラッセル・クロウの歌の普通さと比べて、ヒュー・ジャックマンのすばらしさが際だった。
2回目を観たいが、サントラである程度曲を覚えてから……というところで止まってる。
アルバート氏の人生
グレン・クローズを男として見るか女として見るか、というところに観るさいの処理を食われた感じ。
もちろんそこが単純では困るし、あれ以上どうやりようもないと思うのだけど、貧乏、男性社会、階級etcの横糸を渡して話を編んでいくには、あとひと柱、「男?女?」が気にならないくらいの嘘が必要だったんじゃないかなー、などと思った。ホテルにやってくる金持ちのエピソードとか、主人公の目に淡々と映るだけのものでしかなくなってて、なんというかもったいない。
スカイフォール
ボンド教養がある人なら、アヴァンタイトルから主題歌への流れは5億点なのかも知れない。アクションとしてあそこが一番盛り上がるところで、後はどんどん象徴的な話になっていくのを、よいととるか、中折れととるかは人による、か。3回くらい観ると突然よくなる気はする。
話は、撃たれて復帰して、上海行って、マカオ行って、バルデム逮捕して、逃げられて、おびき出して、倒すだけ。潜入したり裏切ったり裏切られたりの展開も一切無い。
007をちゃんと通して見たのは「カジノ・ロワイヤル」くらいしかない。それだけでも、「水=死」なんかの刷り込みがあるので、主題歌で、水中に巨大な手が出てくるところを見ると、素晴らしいと感じられる。他にどれくらい、小ネタ・象徴的な刷り込みに気づくかは、その人のボンド教養によるですね。私はほとんどわからない。
program
「大人は判ってくれない」
と言いつつまだ途中までしか再生してないんだけど。これはいいものですね……。
「学校さぼってぐるぐる回る機械で遊んでも、誰も文句言わない。人間なんでもできるんじゃん!」という開放感と、「なんでもあり」から必然的に導かれる「世界は実は私の為に存在するわけではないんじゃないの(みんな自分の都合だけで生きてるんじゃないの)」という孤独感が、端的に描かれる。
この「なんでもありじゃないか」は、主人公にだけ起きる「反抗」みたいなものじゃなくて、子供が外の世界と何かでつながってしまうとき、必然的にわかってしまうことなんじゃないか。そうするととても現代的な映画に見えてくる。
検索してて「電脳コイル」をヌーヴェルバーグと評している人がいて、なるほどそういうことなのか、と両方に興味が出た。
music
『ひつじ雲』,朝日美穂
インディーズ、直販のみ、「6年の間に書きためた歌詞です」「あとベーグル屋さんでも置いていただいてます」的な売り文句……あぁこの方もそういうイメージの人に……と思ったけど内容はガチだった。あ、いまどきインディーズで売るなんて普通か……。
『THRILL MARCH』聴いたときの「なんだかすごいけどどこに行くのかよくわからない」感じに、流れが与えられているのは、バンド演奏の賜物か。曲順が疲れないように構成されてるからかな。
その他
はてなスペース
「コミュ」的なものに入ってから何かその「コミュ」に合ったことを書く、という発想が、自分のなかでは流行ってないので、入り口まで行ったけど、試す気が起きなかった。