血液型 5
血液型/アンチ血液型は、喫煙/嫌煙、ゲーム/ゲーム脳、その他宗教戦争的なことがらに、構造的に近い部分を持っている。と僕は思うので、この記事にならって真似してみる。
- 非科学的な血液型性格診断を口にするのは馬鹿だからではないし、それを使って人を抑圧しようとしているつもりはない
- 喫煙しているのは、馬鹿だからではないし、積極的にそれで人に迷惑をかけているつもりはない
- ゲームしているのは、馬鹿だからではないし、積極的にそれで脳を退化させているつもりはない
ならべてみると、ちょっと違いもあるがここではそれには目を向けないことにして。
予想される反論と架空の対談。
- 「意図しなくてもメーワクってことがあるんです」
- 確かにそうだけど、それは新たに生まれてくるメーワクに対して有効だと思う。今、そこにある、信じられている/吸われている/ゲームで頭馬鹿になっている、という状況を改善するために、何の実効性があるんだろう?
- 「言わなければ弱者が虐げられていくんです」
- そこで「あえて声を上げる」ことが重要だと思うのなら、そうしてもいいと思う。でも、それで解決するのは、新しい問題の発生であって、構造として今あるものを変えるには、別のアプローチもあるんじゃないだろうか?
- 「科学的に立証されてますから…とにかく正しいんです」
- 科学的に正しいっていう後ろ盾を持って、新しくのぼろうとする問題を回避できるように説得するのは、かまわないかも知れない。あなたが提示した情報は、新しい人が自分の判断の参考にすればいいから。
- でも今そのなかにいるひと(要するに…血液型・煙草・ゲームの「入信者」)は、何かの理由(ロジック)で、それを選んでいるんだ。どれだけあなたにとって、とるにたりない理由であっても、彼らは自分の理由を持って選択しているんだ。
- 相手の「理由」を前にして、議論も対話もせずに、いきなり科学的根拠をひきあいにして、100%勝つつもりで話を始めることは、話し合いの態度として、フェアさを欠くんじゃないのかな?
- 「だって彼らは間違いを自分から選んだんでしょ、議論の余地なんてない」
- (…この…話通じねぇ奴だなぁ…)…そうだね、それはさっきの説明で納得して貰ってないということだろうから、こういうふうに言えばいいかな? 「あれ、やっぱり君、最初から自分が勝った気になってるの?」
1000回遊べるカードゲーム
1000回プレイしてる人には絶対勝てなげなので、僕もPC版「サンクトペテルスブルク」を入れてみることにしましたよ。
http://www.westpark-gamers.de/en/index.html?/en/toppage.html
左「download」から。英語化ファイルというのが一緒に配布されているので、これをインストールディレクトリに置くとメニューは英語になります。おもしろい(オレ基準で8/10点満点)ので未経験の方もぜひどうぞ。
将棋倒しあらため、ドミノ倒しの原因(←)
係の人が嘘の誘導をしたことが、その場に居た人のボルテージを上げて、事故が起きやすい状況を作ってしまったらしい。
その後、ホテル側から「いま、裏口からヨン様は出ていったから帰ってほしい」といわれ、「ウソつき」コールが鳴り響き、ホテル側に詰め寄っている時、ヨン様の車が正面入口から本当に出てきて、将棋倒しになったという。
「悪いのはファンで常識知らずって伝えられているけど、本当に悪いのはたった一人のホテルの人間なんだからね」
「本当に悪いのは…」っていう理屈もなかなかすごいと思う。
こういう群衆での事故というのは確かに、「最初誰が押したか」ってことは問題にはなりにくいだろうから、事故が起きやすい状況を作った人が相対的に多く責任を負う、とは思うけど…ムニャムニャ。
/サン(クト)?ペテル(ス)?ブル[ク|グ]/
やりこむといろいろ悩ましく、ドイツゲームには珍しく機械相手の対戦もできる(バランスゲームなので、パラメータ設定でCOMの振る舞いを制御できる)ので、ポテンシャルは高いと思う。すぐ終わるし。ひとりカタンより好きかも知れない。
「サンクト PC ダウンロード」とかで検索すると、フリーで入手できるゲームを紹介しているサイトに載ってたり、2chのそういう場所で紹介されてたりするのだけど、いまいち伝わってないっていうか。まぁ、ワンオブいろんなゲームでは地味すぎるかなぁ…。
今日あらためてやったけど、やっぱこのゲーム面白い。ルールを紹介するとクローンが作られるってよく言うけど、RPGのリプレイみたいな感じでインストを判りやすくまとめるのはどうだろう。