chapter 1 : 判断材料を選択する
手続きのまずさ 1
- 住所取る理由について語らずいきなりツタヤかよ、というのは十分腹立たしいんだけど、本当に腹立たしいのかと根っこを見ていくとそうでもなくなる。ビデオ借りてるしね。
- またなんか「名寄せ」の危険とかそういう話に飛び火しなきゃいいんだけど。
手続きのまずさ 2
- 「はてな」のとった手続きのまずさ、説明の足りなさはどうなるものでもない。腹立たしいし、信用していた何かが失われたような気もする。
- でも信用ってほんとに大事なのか。「もう信用できません辞めます」とかピュアすぎじゃないのか。自分の信用が傷つきやすい貴重品であるかのように言ってるような。信用というのは自分と相手の間の距離がどれだけはなれているか、どれだけ霧が深いか、ということを示す量的な尺度みたいなもので、簡単に得たり無くなったり、それによってスイッチをon-offするように行動が変わるもんなのか。
- やだな、と思ったけど、信用してる(あるいは、したい)部分もある、まだ辞めるまでその値が至っていないので続けている。
- 感情論として、なによりここで得たものを手放すのはさびしい、とか、いろいろ言いようはあるが、パブリックコメントとしてはそれは適切ではないかも知れない。
ほんとうに著作権が問題なのか
- 「著作権・肖像権侵害」という建前は結局なんだったのか、という話があって、最初の説明では結局そのあたりの疑問(そういう法に抵触する行為に対して、住所登録がどれほど有効か)は結局解消されなかったのだった。
- あと、某方面からコメントいただきました。「著作権・肖像権とは別の方向で、児ポ法とかに抵触してる場合もあってそれはかなり真面目にやんないとヤバい」。うーんそうなのか。
- あ、でも、問題が深刻であればあるだけ、最初の言明の奇妙さは浮いてるなぁ。
- もうみんな「葉書で本人確認」が「法に抵触する行為を抑止できる」とは信じてない?
- ツタヤの話もあったし、この筋で「住所登録」をすることについての説明は、ほぼ無効になってると考えていいのか。
- 確かに、著作権肖像権を侵した画像=親告罪? によってしか罪とされないけど、子供ポルノはそうはいかない、って意味で、「さしせまった」危険なのかも知れない(ぼくがこれまで書いた記述では、画像の著作権肖像権侵害は、来るときには来るけどそれほどダメージはないだろうと、勝手に思っていて、それよりも、迷惑ユーザへの対応という筋から理屈を作っていた)。
- そういう危険から、ユーザの認証が必要だ、という発想になった(ただし、やりかたは、これはまずかったけども)、というストーリーはあるかも。
住所、それ以外の情報
結論
- いずれにしてもそのあたりの真意ははっきりしない。
- はっきりしないことを盾にして「はっきりしないならヤだ」とは、言えないような気もする。それを無邪気に信じられなくなった、っていうのが、今回の一番のインパクトだと思うわけだけど。
- だからとりあえず、「やりかたが拙い」「ほんとのことを教えてくれない」という信用問題みたいなことは、本件の判断材料から除外しよう。