thougts: すまんまじで

折角の式のお誘いではあったが断った。
客観的には、内心いろいろと屈託するところがあって(正直、晴れの場に出るというだけで引け目を感じます)、そういう理由を正当化するためにいろいろ屁理屈を捏ねただけ、なのだけど。

いろいろこね回しているうちに、どこからか
「俺の知っている人と結婚するほうが、真心で祝福できるのに」
という理屈が飛び出して、これには、自分で考えたにも関わらず笑い出してしまった。なんだそれ?
というより、男の多くは、理屈で考えていくうちに、こういう、陳腐な文句に到達するのだなと思った。
でも、どうやってそこに行き着いたかは忘れた。
もう断るって決めちゃったからな。

思考の過程は失われ、体よく整えられた言葉だけが残る。
(ちょっと森博嗣ふう)