2003-04-09 ■ notes 箇条書きでメモ。 ガバス*1でごはんが食べられるファミレスがあったとする。使えるからといってそこでガバスを使うのか、とかいう喩えを考えていた。 「はてな」のポイントに、「通貨」としての汎用性が高まることを望んでいない人も多いと思う。 汎用性が高まるということは、ポイントから「名誉」のような特殊な意味が失われるということなのではないかと。 「はてな」のポイントは円に支えられていて、この換金できるというところに、ぼくも違和感を覚える。 だから「はてな」内でのサービスにポイントを使える機会が増えていくべき、というのには賛成。 授受によって「目減りする」というのは、システム的な制約なのか(決済を担当している機関が別にあってそこに行ってるとか)、はてな自前の仕組みなのか。 このポイントの減耗という仕組みが、完全にはてな側で処理されているものだとすると、贈与を繰り返しているうちにすり切れてなくなってしまう→ユーザが買い足すことを意図してデザインされていると考えられる。 となると、ポイントを授受するという行為そのものが、「はてな」のサービスであると考えられるようになる。 ということで、ポイント→円への換金は、あくまでおまけのようなものだと、(ぼくは)気楽に考えられるようになる、わけだ。 いま話が「投げ銭」に限定されてるけど、換金できる以上、そうではない、日記から遊離した、金銭のやり取りにも使えるという含みもある。 「投げ銭」以外の便利な使い方は、あるだろうか。 東京在住の人に「ごめんそっちで**買ってきて送って!ポイントで払うから!」みたいなことが通用したりして。 したりしてっていうか、少額商品に関しては、現状できてしまうわけだよね。 そうなると地域通貨でもなんでもないなという気もする。 もともと検索の手間にお金を払うというところにあった「ポイント」を日記で流用しはじめたという経緯があるから、出自に問題があるということなのかも知れない。 *1:ファミ通で投稿すると貰えるポイント。だいたい1ポイント1円。たまったガバスはゲーム機やゲームソフトなどと交換できる