ルールを説明する

世の中にはゲームをプレイして勝ち負けに怯えるより、ゲームのルールをくっちゃべったりチューンしたりするのが好きな本末転倒な人種というのがいて、それは要するにぼくなのだが、それに加えて日常的に頭を使う会話をする機会が少ないこともあって、人にルールを説明するのがわりと好きなのである。目的と要件を、要領よく説明できたときは、気持ちがいい。

いま、「操り人形」や「カタン」などがキーワードになっていて、たとえばこのキーワードの中でゲームの紹介にとどまらず、文字によって、未経験者にゲーム性を説明できたら、いいなと思うのだけど、ちょっとひっかかるのは、「ゲームのルールという<商品>を、どこまで詳しく説明していいのか」ということだ。

ルールを詳しく話してしまうと、極端な話「なるほど、じゃぁそのルールで遊べるようにカードを自作してみよう」という人が現れるかもしれない。しれないっていうか資源と時間の豊富な学生さんはよくやりますね。