ひひひ

mutronix2004-03-08


打ち合わせで変な時間にご飯(しかも鯛茶漬け1杯)食べてしまったので、飲みつつ遅くまで起きている。この項目アルコールが入ってます。

占い師(占いの学校を開いて女性から授業料+斡旋料つってお金を徴収してる人)のドキュメンタリーおもしろすぎる。「占いを学校行って習って稼ごうなんつって、ゼッタイ教えてる奴の方が儲かるようにできてるじゃん、あんたらメタ視点欠けすぎです」という姿勢で撮ってるのだけど、そういうことはっきり言わずに、なでまわすようなナレーションとカット割りで主張している。

「今ね、手相鑑定は通信制になってきてるんですよ」とかいう占い師がいかしてる。いるよね、中小企業の社長とかで、こういう人。「なってきてるんですよ」だってさ。超わらう。

最初に出てきた奥さんは、コンピュータ関係の何かの資格を持っているらしいのだが、今は占いで小遣いを稼ごうと思ってる、自分にはやはりこういうのがいい、などと話していた。資格を生かさなければいけないというわけではないだろうけど、すくなくともそれくらいの知的処理能力のあるひとが、なぜ占いのような方法で収入を得ようとしているのか、考えるとくらい気持ちになる。いや何で金を稼ぐのか勝手だし占いに対してどういう感情を持っているわけでもないけど、それを学校行って習ってるというアレさ加減が。たいがい気付けよという。

まじめなはなし、こういう人は、「資格」を単なる「資格」としてしか考えてないのであって、たぶん占いも「資格」の一種だと思っていて、その「資格」をがんばって取った先に、自動的に、お金の貰える未来があるのだろうと本気で思ってるという。これまでコンピュータの「資格」とって、そう簡単に資格イコールお金になるようなもんじゃなかったんだ、ということが根本的に経験になってないという。コンピュータがだめだったのでこれからは占いです、みたいな、あまりにどうしようもないうろうろ加減で…。

んでそういうひとはたぶんニホンにたくさんいる、というのが、まじ問題。知ること、わかることとは何なのか。わたしは私の知恵をどうやって運用すればいいのか。そのようなことについて極めて実用的に語っている『方法序説』みたいな本が読まれるべきだと思った。

結局後で書き足しました…酔っぱらってるふりして…。