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エレベータを下りて自分の家のドアに黄色い紙が挟まっているのを見て、あぁまたか面倒くせぇなと思った。アマゾンから時間指定もできず、指定しようと連絡しても指定は午後6時までですという答えをしやがる日通め。結局おまえさまのおかげでオレは1日本を読むのが遅れ、なおかつ1日の夕方を、ダッシュで帰宅して西日のあたる部屋で日通さまを待たなければならない。

そこまで怒ってません。読みかけの本はたくさんあるので1日くらいどうってことありません……

しかしほんと、一人暮らしの人ってアマゾンの配送受け取りどうやってるんだろうか。融通きかなすぎです。クロネコは多少遅くても大丈夫だし、ゆうパックは中央郵便局に歩いて取りに行くということができるけど、ペリカンはどうしようもない…。今日日、どこの家にも普通に宅配ボックスってあるものなのだろうか? うちにはありません。

というわけで、『ケルベロス第五の首』は明日までお預け。

以下普通に。今日は早起きして散歩できた。0600ごろから公園の立ち木は蝉の声で一杯になる。(こちらではおもにクマゼミが鳴くので、関東あたりから向こうの人のイメージとはかなり違うかも知れない)

朝帰りっぽいスーツ姿の20代半ばの女の子がぶらぶらと歩いていた。そのうちベンチを探して、腰掛けていたが、僕がそのあたりをぐるっと廻ってくると(小さな公園で、そういうコースで歩いているというだけで、特に大きな興味があったわけではないです)、さっきはいなかった男の人に話しかけられていた。さらにぐるっと廻ろうとして、公園の反対からベンチの方を見ると、女の子はどこかに居なくなっていて男の人が一人残され、そこから立ち去ろうとしていた。男の人は比較的ラフな朝の散歩っぽい格好であったし、眼鏡をかけていたので、頭の中では、朝帰りの女の子に声をかけて怖がられて逃げられた人、という話ができかけたが、自分が見た情報だけでは何も言えないので、考えるのをやめた。

散歩から戻り、シャワーにかかった後、クーラーをつけた部屋で、『新しい太陽の書』の原書1/2巻セット版を手に取り、ニヤニヤと眺める。読むわけではない。英語できないし。自分のゲーム地図における『フロントミッション』と同じようなもので、未知の情報が集積しているものがそこにあるのが嬉しいだけ。

夕食は、冷蔵庫に残っていた蕎麦を茹でて、葱と納豆といっしょに食べる。