気分は億万長者

ブロックス」「アップルtoアップル」など海外のボードゲームの日本語版や、オリジナルのファミリーゲームを発売しているビバリーの新作。

http://www.be-en.co.jp/game7.html

えーと…これは…「ハイソサエティ」をアレンジ*1したものなんでしょうか? ぱっと見、ハイソサエティからマイナスオークションを抜いた感じですね。(見たかぎりでは、競りなのか入札なのかはわかりません)

ファミリー層が買うぶんには何も問題ないのではないかと。これが初めての競りゲームでかまわないわけで…。というか、「競り」自体ゲームとして扱われることが、滅多にないので、どんどんやってほしいです。

かなりシンプルになってると思いますが、どこまでゲームとして成立するのか興味あります。

「ハイソサエティ」での、マイナスオークション(マイナス効果のカードが出たときに、それを取らないお金を払う)やダブルスコア(それまで取ったスコアが2倍になる)がないと、いくら使えばいいかは、かなり計算で決まってしまうので、その基準に沿って出していればいい感じもします。

競りゲームの魅力は、価値のよくわからないものに対して価値を付けて、それがハマったときの快感ですので、逆に言うと、最初は、このハマり方がはっきりわかったほうがいいのかも知れません。

どう緻密に計算しても、「時の番人」4枚出現で終了…というランダム要素からは逃れられないので、そのへんでまだ価値のわからなさはあります。(場に出た品物を、頑張って落札してよいかどうかは、いつゲームが終了するかによる。早じまいなら、少々お金を張っても目の前のものを買ったほうがよい)

競りゲームの魅力が広まればいいなと思います。

*1:それ以上の野暮はいいっこなしでひとつ。