電話もらった

そういえば数日前、買い物にいったついでに、ホビーショップの店長に「なんかドイツゲーム寄りのイベントやるなら呼んでください、インスト*1くらいならやりますんで」とか言うことを言っていたら、昨日店長から電話がかかってきて、「今**で数人集まってやってますけど、どうですか?」とお誘いいただいた。…お誘いはありがたかったけど、微妙に何かずれてるような…

自分自身が、このゲームがしたい! という欲求は、今はそんなに強くなくなってて(いや、新しいの買ったらテストプレイしたいけども)、場所や機会を確保しようと思えばできるし、その点とても、恵まれているとは思う。

でも、そのためにいちいち**会館を予約したり、公的施設を使っていかないといけないのが、やっぱりめんどい。めんどいというか、閉塞してる。今のところそれしか手段はないのだけど、なんでもっと大手を振ってボードゲームですよとならないのか。認知度が低いことを出発点にして、あれこれと、肩身が狭いのですよねぇ。

この肩身の狭さは何なのだろう。「ボードゲーム静かなブーム」なんて、言われたりすることもあるんだけど(まぁ新聞の人の書くことだけど…)…ほんとなのだろうか? いったい誰に、浸透しているのだろう。マニアがもう一人マニアを作っているわけではないと、言えるのだろうか。

勿論、閉鎖的にならないように「初心者向けの配慮」をしようという心がけは、だいたいの人の中にはあって、そのことで、初めての人にも門戸を開いていることにしている。たとえば、初めてゲーム会に来た人には軽い感じのゲームをやってもらったり、するわけだけども。それが全てなのか。

たぶん…「数」を増やすことではなく…普通のゲーマーがやんない方法で、いろんな場所を繋いでいく能力っていうのが大事なんだと思う。そういう意味で、全くの門外漢な人がやってくれることが大事。単にプレイヤー人口が増えるという意味での「裾野が広がる」ということではなく、いろんな人が参加することによって、出会いの可能性が広がるという意味で。

そういう意味ではオレはわりと真剣に、id:yuuka_u_u 先輩の活躍を期待しますですよ。(…なんか、ぶたさんのゲーム買ってる…えらい…)

…と…その前に…。オレの横でトレカの袋パコパコ開けて嬉々としてる人に、この面白さを伝えられなくて、次、誰に伝えられるのだろうか…、などと、ショップでゲームの箱を手に取って、ためつすがめつしながら、しんぱいになったり、するのだけども。

でも実際、若い人には負担が大きい趣味かも知れない…ゲームって一個4000円くらいするからなぁ。単純に日本では、可処分所得の限界で尻窄みなのかも…。みんな電話代と自分の好きなことにお金使ったら、ゲーム買うお金なんてないという…。

などと後ろ向きにならずに、そのときの電話で、思いついたことをメモ。

  • ゲーム会とショップの共同主催イベント
    • 「今日やったゲームはここで買えますよ」的なもの
  • フライヤーとか。作って置く
  • 飲み食いするところでゲームしても行儀悪くないという社会慣習
    • 大学生やサラリーマンの人とかが居酒屋で根拠なく騒いでるの見るにつけ、あんたらの楽しいって…あ、いや、…これは大きなお世話ですが…
    • というわけで魚民で広げるとか…うそです…でもいちおうちょっとは、「ああいうのありなんだ」という既成事実づくりにはなってるけど…
    • **会館みたいな公共施設を借りてやる、という枠を離れて、もっとくだけた感じのゲームパーティーみたいなものとか

*1:インストラクション(説明)のこと