53点と3ルーブル(サンクトペテルスブルク)

http://d.hatena.ne.jp/skohara/20041003#p1

「サンクトペテルスブルク」というゲームの話題(今年のドイツ年間ゲーム大賞ドイツゲーム大賞受賞。面白いです…)。

基本的にはポイントの多寡を競うのだけど、ゲームが終わったときに持ち金10ルーブル→1点と換算する。

問題は、その処理によってトップの点が並んでしまったとき、勝つのは誰かということ。たとえば、52点+10ルーブルのプレイヤーと、53点+3ルーブルのプレイヤーはどちらが勝ちなのか。「同点の場合、持ち金を比較する」らしいが、換算したルーブルは使ったものと見なされるのかどうなのか。アナログゲームではこういう「書かれていない解釈」がわりと問題になる。日本語の場合は翻訳というフィルタを通すのでなおさら。

コメントにああでもないこうでもないと書き込む我々も我々だけども、本国ドイツにはそういうのを議論してるフォーラムがあるみたいだ。みんな真面目。だからボードゲーム愛してる*1。ピース。

*1:真面目が好きというのではなく、ルールの枝葉まで厳密に解釈するような遊び方も、勝手にルールを作る遊び方もできるというところが