金曜の部
結婚式の3次会で遊ぶことはほぼ確定で、今日はその前夜祭みたいなのと、遠方からお越しのO夫妻を歓迎する意味で。
- フォーミュラー・デ
- ビーバーバンデ (ちょっとだけ)
- 原始スープ
フォーミュラー・デ
コースどりのある双六なのにゲームになってる。なんか妙にF1を意識したレギュレーションが多くて、ドイツゲーとはちょっと違ったテイストを感じた。
多面体ダイスが6種類あって、振る前に順番に出目のでかいものにランクアップ(ダウン)していける。つまりこれが「ギア」だ(出目は上の方に固めてあるので、でかいサイコロで1がでる、ということはない)。わかりやすい。
コーナーゾーンを必ず何ステップかかけて通らないペナルティがあるので、要所要所ではシフトダウンしないといけない。基本はスローインファストアウトで。
ギアチェンジをうまくやって、加速と減速のタイミングが難しい。遅れ出すとつまらないので、トップを狙うには無理してでもコーナーに突っ込まないといけない。このへんのギャンブル具合が盛り上がりを産んでた。3/4位。
原始スープ
これはすごいですよ。アメーバが移動してエサを補食していくんだけど、エサは基本的に他プレイヤーのウンコか死体。エサが取れないと生命が減っていって、他人のエサになる。
あと、自分のアメーバコマにもれなく串がぶっさしてあるのもすごい。それぞれのアメーバにあとどれだけ生命力があるか、というのをカウントするために、その刺した串に、ソロバンの珠のようにダメージを通していくのだ。
確かにコマごとに、残り生命力を別にカウントしだしたら、やたら細かいめんどくさゲーになってしまう可能性がある。ただでさえ特殊能力があるのに。そこを、コマに串を通してダイレクトに生命力を表示させる、という割り切り方をしてる。
抽象化されたゲームとはいえ、自分のコマ全部に上からブスブスと串が通っている様は、壮観。よくこんなデザインで売るつもりになったなーと感心した。
ゲーム性としては、カオス度の低いプエルトリコみたいな感じ。限りのある特殊能力カードを取り合って、自分のアメーバの能力を決めていくので、人の手を見て自分の手を流していく必要がある。
4位。