つっぱらない本棚

出る前にゴトっと音がしたと思ったら、ふた棹の「つっぱり本棚」の間に渡した板がこけていた。本棚の間にも本が置けるように、本棚の外側にもペグをさせる穴があいているのである。見ると、確かにそのスペースは、渡した棚板に対してゆるゆるになっていた。

ところで、つっぱり本棚とは、こういうものである。→google:つっぱり本棚

上が固定されてるだろうに…と思って小さく本棚を揺すると、普通に動く。本棚と本の重さと時間の経過で、天井に遊びができたのかもしれない。あるいは部屋が成長してるのかな…いや、そんなことは考えなかった。

ふつうに考えると、本をのせすぎだし重量のバランスが悪いから、本棚がちょっと傾いてるんだな…ということなのだけど、ふた棹のつっぱり本棚の間隔は、自由に設定できるわけではなく、最初に本棚間の最上下の棚板を螺子止めするようになっているのである。今朝落ちた棚板は、その間のものなので、これは二棹の本棚が外側にしなっているということになる。

そのあたりで考えるのをやめて、出てきた。

この日記が最後の日記になっていたら、わたしはおそらく、今晩寝ている間に、雪崩落ちてきた本に殺されているのだと思います。