段ボール部プレイログ

ポルトベローは思ったよりガチ。郵便馬車に似た、「あれ、もう終わり? 今のちょっと納得いかない! もう一回!」という寸止め感はある。事前に記事を読んではいたのだけども、本当に、1ゲームでプレイヤーに回ってくる手番数が少ない(今回は6手番で終わった…)。一手一手の自由度を最大限に利用するクレバーなプレイが要求される。面白いけど、数字や手順をかなり気にするし、ここまで冗長さを切りつめてあるとファミリーゲームには向いてないかも。

あと「1手番あたりのデフォルトの行動数(=デフォルトのアクションポイント値)を変化させて得点する」という、前代未聞のメカニクスが消化不良気味。まぁこれも、全員が出来てしまったらつまらないし、寸止めと理解すればいいのだろうけど。

バンジーは、まぁ引き運…でも、こういうゲームなんだからこれでいいんじゃないのかな? 簡単な意志決定もあるし初めての人にもおすすめしやすい。軽いゲームだからって変に捻ったルールのついている「8 1/2」よりは好きな感じ。

詳細は→g:brettspiel:id:mutronix:20070317

アフター

ハーツというのはWindowsについてるあのハーツのことです。
ハーツをはじめとするトリックテイキングゲームというのは、セオリーを知らないと不愉快なくらい失点を受けるので、まずそこを乗り越えて貰うのが重要だと思った。自分も以前よりハーツを楽しんでプレイできている気がする。勝つから楽しいんじゃなくて、場の思考に自分の思考が合ってるという安心感に近い。「ここではこのカード切ってリスク下げるよね」とか(だから、機械相手にハーツであそんでもそんなに面白くない)。そういう意味ではかなり保守的なゲームなのかも。