名盤履修の旅: スマイルとスマイリー・スマイル

この一月くらい、「SMiLE」(2004)を聴いてる。
で、御多分に漏れず、アルバムの制作過程に興味が出てきた。手始めに「Smiley Smile」をツタヤで借りてきた。しかしこれはしんどい。リアルタイムで買ってたらいろんな意味で泣いてるだろう。

SMILEY SMILE/WILD HONEY

10万行くらいのコードが必要なプロジェクトに、100行くらいのコードをいくつも書いてみてる、みたいな悲壮感が漂う。いくつか完成している曲もあるわけだけど、「SMiLE」から振り返って聴くと、ちょっとそれだけでは太刀打ちできなかったろうなと思う。やってることは間違ってはいないけど、やりたいことのスケールが圧倒的にでかいのでどんだけ断片を積み重ねても無理、というか。
いや、おれは10万行という規模はよくわかりませんが…。
ともあれ、「SMiLE」をよく完成させたと思います。

Smile

Smile