Slice

隙間時間に『プロレゴメナ』を性懲りもなく開いている。スケーラブル*1な読み方をすることにしたので気負いは全くない。5分眺めた、みたいなのでも読んだ気にはなっている。そのかわり全く進まないが。ただ何度も斜め読みするうち、それなりに、書き手の切迫感みたいなものが感じられるようになってきた気がする。最初はひたすら偉そうに書いているように思えたのだから、これは進歩だと言える。それから、「あぁ、これはおれの知ってるブログの話題でいうところの**だな」みたいな余計なことを考えないようになる。

昨日の話の続き。ゲーム会では主宰がいてフレームワークを提供してくれているのだから、そこで自分も人に対していい影響を及ぼせるようになることを考えようと思った。確かに、いろんな意味で利用されるのはうれしくない。それはそうなのだが、そういった考えをすぐ表に出して利己的に処理するか、その考えより先に人を思いやって行動するか、という順番の違いだけで、結果が全然違うわけで。おっとこの段電波だ。

日曜日の会話を思い出してメモ。動画の公開はスピード重要。これは見てる側ではなく作り手にとって拙速が許されるから。とりあえず顔バレしてもまぁよくね? と腹さえくくれば飛躍的に自由度は上がる。いや自分や他人がそうすることを望んでいるわけではないのだけど、きっかけ次第ということで。ともあれ、そんなきっかけで一つロックがはずれたり、一つスピードが上がったりするだけで、見える世界が全然違うことになるんだよきっと、と思った。それからもう一つTRPGについて。なぜおれはTRPGを選ばなかったのかという不思議。まぁ無理だったと思うけど…。最近ぱらぱらと、ネットでの議論を眺めている限りでは、人間関係を調整するメタルールがゲーム→人格の間になだらかにグラデを描いているような印象がある。メタルールが散乱しているがゆえに、それをなんとかゲームの枠に回収しようと大統一理論を追いかけているというか…。

ちょっと意味不明すぎる。今日は寝転がって書いているのでまさしくベッドルームからインターネットへ、だ。勉強しよう。

*1:字面はいいが、その日のコンディションに応じて、斜め読みの範囲や読む場所やスピードを変えて読むという意味。