日記

a.

今年は特に面白いことを書こうとしていない、というか古典的な教養のほうが自分のひねり出す面白さより重要だ(古典が面白いというわけではない)と思っているので、何かをムニムニ書くことにエネルギーを使いたくない。
以前書いたことについていた、人のコメントを、ちょっと昨日読み返した。自分の書いたこととその人の書いたことの間に線が張られ緊張が生まれる。面白いことを書くようにすれば、数打ちゃ当たるの法則で、そういう緊張も生まれやすいけれど、面白くしようと思っているときは単に自分が大好きなでやってるだけなので、折角ついた他人のコメントを読もうとしないのだった。
だから、今は、過去にさかのぼって、自分のまわりにはりめぐらされてきたものを読む時期なんだろう。日付は過去にさかのぼるがこれは「過去ログ読み」ではない。

a2.

IDを捨てることはそう難しくない。はてなの場合、ログインアカウントを切り替えて、擬似的・段階的にIDを使わなくしていくことができる。サブアカウントでもここの日記は書けるし、使い勝手には、ほとんど何の違いもない。
それでもためらってしまうのは、自分(このID)に向けて投げられた声を、まだ十分に読み解かないまま、IDを脱ぎ捨てることを勿体ない(あるいは、そう言ってよければ、申し訳ない)と感じるからなのかも知れない。
なんだ、いつものことか…。
世界は名探偵を求めている。

b.

昨日昼頃、少し降っていたが、今日は朝からいい天気。