ショッテントッテン

ツモは重要だが必ずしも第一条件ではない、ツモに頼る奴は弱いだけだ、と、麻雀の強い人は言う。ダイスは重要だが…以下同文…と、カタンの強い人は言う。
ぼくは、麻雀は打てないしカタンも弱いので、その意味がまだよくわからない。いや、言わんとするところはよくわかるしそれが理想だと思うのだけど、どうやってそれに近づいていいかがわからない。

6枚の手札から、9列の場に、1列あたり3枚でポーカーのような役を作っていく。場には、1ターン1枚ずつしかカードを出せないのがポイント。相手が、何を作ろうとしているのか、読みながら、こちらの手を、少しずつ組み立てて行かなくてはならない。

てなわけで会社の同僚とやって、二敗目。だって初手から7が4枚入ってたなんて言うんだもん…あでも、最初はそうかも知れないけど…それでできるのはせいぜい7のスリーカードなんだよな…

今日はとにかく相手がスリーカードを連発した。

相手のスリーカードを封じるには? スリーカードというのはストフラより強気な手ではないのか。崩れた場合ブタにしかならないから、ツモにそれだけ自信がないと、出せない。しかし、初手で持っているカードは6枚しかないのだし、それから後のカードの引きは運でしかない。

要するに初手にいい手が揃っているというのは、手数に余裕があるということ以上の何者でもないのだ。手に余裕を持って、札を切っているうちに、手札にいいものが廻ってくる。余裕がない奴はかつかつで切っているから、ツモに一喜一憂せざるを得ない。

人生がそうであるように。

つまりその余裕をいかに崩すか。たとえば…相手が3カード狙いだということが判ったとき、同じ数のカードを余所に出して、場の枚数を増やし(=確率を下げて)プレッシャーをかける。このとき、2枚目を待ってはいけない。たとえばここにフラッシュ狙いの2枚があるとき、そこに相手が出してくる1枚目は、完全に捨て(ブタ)か、スリーカード以上の手だ。これを読む。

そんな感じかな…?