気がついたら買ってた。くらいののりで。

小林泰三の短編集はいつも食い足りない感じが残る。面白いのだけど、もっと読ませてくれと思うのだ。それにその、「面白さ」も、作品に対して抱いているのではなく、こんな話が書ける作家の余力に向かっている気がする。*1

*1:腹六部くらいの短編をいっぱい書いて、読者に飢餓感を抱かせるという戦略なのかも…気がつくとぼくも5冊くらい持っていたり