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メルカトルかく語りき (1 -死人を起こす)

まぁこれは特別なので買って読みます。メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/10メディア: 新書購入: 6人 クリック: 107回この商品を含むブログ (73件) を見る1本ずつ読んで自分なりにコンセプトをメ…

今日の再生 (ボーン・コレクター, マルホランド・ドライブ)

ボーン・コレクター (The Bone Collector, 文春文庫) 読了。途中は凡庸な印象をぬぐえなかったけれど、最後の伏線の拾いかたが本格っぽかった。「犯人は誰か」ということではなく「犯人と主人公はどのような形で対峙するのが自然か(どういう動機ならそれが…

今日の再生 (痙攣的、呪怨 白い老女)

鳥飼否宇,『痙攣的』 呪怨 白い老女 伝説巨人イデオン vol.2 『痙攣的』……評価不能。10点満点だと5点くらいの凡打を3本読まされて、さぁどうなるの、名前の一致は何か関係あるの、と思っていたら、主人公が三途の川を渡り始めて、そこから、どうなるも何も意…

今日の再生 (11の物語)

11の物語, パトリシア・ハイスミス ほとんど読んでなかったので読み直してみる。読んでいなかった部分から凶悪なのが出てくる。最初の3篇くらい読んでわかった気になっていた私が悪うございました。これは前振りなしで人に贈ったら怒られるレベル。 「恋盗人…

消滅したサンジョルディの日のかわりに (2)

1の続き。読むと変な顔になりそうな短編集。持ってないのは買って読む予定。壜の中の手記 (角川文庫)作者: ジェラルドカーシュ,Gerald Kersh,西崎憲,駒月雅子,吉村満美子,若島正出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/11/25メディア: 文庫購入: 4人 クリッ…

消滅したサンジョルディの日のかわりに(嗜好品としての短編集:1)

本一般をあげて、「読んでね」というのは、ちょっと重たいけれど、お菓子のアソートよろしく、短編集を贈るというのは、習慣として定着しないもんかなぁ、と思っている。コストパフォーマンスなら菓子の数十倍はありそうだし。とはいえ普段本を読まない人間…

今日の再生(チェーザレ・ボルジア)

塩野七生の小説を風呂で読み終える。チェーザレが犬のように死んで、話が終わった。この小説が書かれたときの日本でのチェーザレの評価がどうだったかというのがあって、その上で、この熱の入った弁護があるのだろう。メモ片手に単語を拾って調べて回ろう。

今日の再生 (ドラキュラ)

ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』 19世紀の風俗を知りたいと思ってこういう本を読むのは、20世紀の風俗を知りたいと思ってホラー映画を観るのと同じかも知れない。50ページくらい読んだだけだが、つかみ・状況のセッティングは抜群にうまい(が、それ…

春にして君を離れ

一昨日から読んでいたのを読み終えた。3/4まではめちゃくちゃ面白い。地味な話(列車で足止めを食った中年女性が暇になって来し方を振り返るだけ)が、ミステリの技法を駆使して、じつに劇的に、展開する。冒頭のつかみからすばらしい。話を追うにつれ、主人…

マイナス・ゼロ

確かに傑作。でも、小説体験として「タイムトラベルもの」という括りに入れるものなのかは、多少悩ましい…と、またややこしいことを言ってみる。結末近辺で回収されるタイムトラベルネタよりも(それは、明かされる前にだいたい想像がつくでしょう)、章が移…

王狼たちの戦旗(2)

第一部はskoharaさんに帯出中だが([id:skohara:20080618:p1])自分も全然読み進んでない。第二部2巻め。第一部では、スターク家の人間がわりあいヒロイックに描かれていたが、第二部は、文庫1巻めから、精神的に脆さのあるキャラクターの視点が増えていて、楽…

今日の寸止め

七王国の玉座 なんとまだ第一部を読み中だった(連休中に読んでしまうつもりだったが無理だった)。あまりに読まないのであきらめて文庫を買った。やはり文庫はいいものです。 文庫では4巻目。ひどいことがおきはじめた。***、走れ、***! 泣きそう。…

読書メモについてメモ

最近は、コンピュータで「読み中」「読了」というフラグをたててる暇があるなら、その暇で何か読めよ、と思うようになった。すべての本を20分で読むようにスピードを調整すれば、そういう管理をする必要はほとんどなくなる。 当然、ものによっては、何が書い…

今日の斜め読み

魔女の鉄槌 マリア様がみてる 黄薔薇革命 ラッセルのパラドクス 時間と自由 『ラッセルのパラドクス』は、タイプ理論の説明あたりまではニヤニヤしながら読んだ。この人はプログラム書けばいいのに、とか思う。死んでるけど。あとは面倒になったので3sppくら…

今日の斜め読み

イスラーム文化 その根底にあるもの , 井筒俊彦 ゲルマニア , タキトゥス 彼岸過迄 , 夏目漱石 まぁ中身がわかるように読んでないんだけど。

今日の斜め読み

創世記 クラッシュ 時間で考えれば毎日二冊ずつくらい簡単な筈なのだが…気持ちが足りないな。

今日の斜め読み

風土 0/1ロジック ハッカーと画家 キケロー弁論集 皇帝たちの都ローマ

今日の斜め読み

ガリア戦記 ためらいの倫理学 ガリア戦記は、ゆっくり読めば燃えるなぁ(たぶん)。このころの指揮系統がどういう仕組みだったかは、斜め読みのためよくわからず。百人隊長みたいな役職は出て来ていた。

今日の斜め読み

人生の短さについて, セネカ 時間は万人に平等、みたいなおっさんぽいことは言ってなかった(ようだ)。

今日の斜め読み

いきの構造 なんでこんなことをもっともらしく書かないといけないのか、意味がわからない。一読、オレがそう言ってるのだからそうなの、という世界。再読上等で読み飛ばしているので構わないことにする。また来よう。

今日の斜め読み

パイドン メノン 自然状態とは何か、らへん。

今日の斜め読み

近代科学の源流 アウグストゥスの世紀 読んでるわけじゃない。誰か何か言ってたなーと思い出せればそれでいいかな、くらいの調子で眺めている。

読んだ本 - 斜め読み

『古寺巡礼』, 和辻哲郎 『暴力批判論』, ベンヤミン

読んだ本 (九尾の猫)

見開き右の「…なのですよ」的な、エラリィのちゃぶ台を返す台詞で章が終わって、そのページには白々と余白、そして見開き左のページ、次の章からおもむろに説明が始まる…あぁこの様式美、トレビアン。もうほとんどそれだけ。あぁしかし、話がシンプルなので…

「新しい太陽の書」の表紙は小畑健

新装版『拷問者の影』: 映画評論家緊張日記 知らなかった。玉座に腰掛けテルミヌス・エストを掲げる新世界の神。やだな。 …その影響かなんかよくわからないが、ついモヤっとして作ってしまった。g:wolfe例によって何もしませんが、小説を読む余裕くらいは取…

読書日記(圧縮版)

ルーン・バロットの銃弾が正確に銃弾を弾き返した。「猫」は9人目の殺人を犯した。とりあえずmain.cfをいじっておけばいいものらしい。

読書日記(圧縮版)

エラリイは事件に取り組む覚悟をし、バロットは何かを掴んだ。関数リファレンスをそのまま実行するには、パーレンを使って引数を渡す。

読書日記(圧縮版)

市井的に使われる「ゲーム理論でもそういう分析がありますね」は「趣味は人間観察です」と同じくらいのどうでもよさだ。 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1077.html フロストは好色漢の嘘を確認した。 PHPは初心者向け言語として適切かどうか…の話は、…

最近読んだ本(暗黒館の殺人,リピート)

50字は無理なので、100字感想でやってみよう。 暗黒館の殺人 冗長な物語を抜けるとそこは見たことのあるオチだった。オチ自体はどうでもいいしすぐ判る。燃やすために木を植えるという根性と、これでもかと張られた伏線をつぶさに指摘するさまを、ほのぼのと…

購入

桜庭一樹読書日記 isbn:4488023959 ベスト・アメリカン・ミステリ ハーレム・ノクターン isbn:4150017689 気を取り直して日記を書こう。あと、気がついたらWiiが家にあった。しかし買って何をするか全然考えてなかったので、思いつきで「フラッピー」を購入…