プロジェクトというほどのものでもないが、複数人数でやってた、ちょっとした仕事が終わった。作業とは直接関係ない(スタッフの中の子と友達ではあるが)営業が、打ち上げしましょうと言い出した。それは「打ち上げ」という名前を冠する資格があるのだろうか。
ありていに言って、お前自分が飲みたいだけちゃうんかと。今仕事たいへーん、そっかー終わったら打ち上げでもしよっかー、いいねいいねー、みたいなのりで「打ち上げ」言い出しただけだろ、と。
偏屈だなオレも。
さて、選択肢。かりにその幹事をAさんとしよう:

  • 「打ち上げ」という名前を使うには、仕事に携わったものが内々でやるか、もうすこし公的に、お疲れさまでした、という慰労の意味をこめるべき。誰が誰をねぎらうのかわからない「打ち上げ」ってあるのか? …などと、とくとくと語る。
    • →話が通じない。→<なんか嫌がってた><みんなが楽しもうっていうときに無粋な奴>というAの中の評価だけが残る。
    • →話が通じるが、飲みには反対ではないので結局行く。→おれの<わからせた>という満足感があるかないか、というだけの違い。
  • どうせ騒ぐだけの集まりなので、自分は行かないことにして、「打ち上げ」当日に、<これ、みんなで使って>と、Aにいくばくかの金を手渡す。
    • →「そんな、困ります」「だって打ち上げなんだろ? みんなにはいろいろ指図もしたし、立場的に金出しとくよ」「そういうのじゃないんです」「あ? そういうのじゃなかったら何? 個人的な飲み会?」…と、問答によって追い込む。→しかし結果として、おれの所持金が減る以外に変化なし。
    • →「あー、すいませーん」と素直に受け取られる。→おれはますます逆上。
  • 幹事のまわりの人に、それとなく「普通、そういう考え方するもんかな?」と話題を振って、おれが立腹していることを暗に伝える。
    • →おれが<何か怒っていた>ことだけがAに伝わる。
    • →<あの人は公私混同する人だ>という、おれのAに対する評価が広まる。→が、Aの行動は変化しない。

うーん、つまらん。なにをどうやっても、おれの気持ちがおさまるおさまらないの話になってしまう。終了条件がはっきりしていないものをあれこれ考えても無駄っぽい。