このミス

とりあえず

  • 『葉桜の季節に君を想うということ』
  • 『重力ピエロ』

あたりからか。つうか本格が一位なので「買うしかー!」と思った。

まだモース警部も読んでるけど。

海外本格と国内の本格を並行して読もうとすると、自分の中で何かひっかかるものがある。それらは違うものじゃないのか。ぼくは国内の本格にあまり風俗小説としての側面をもとめておらず、海外本格に風俗小説以上のものを求めていないのかも知れない。

ところで、モース主任警部の「もてない」造形は本物。本人がコンプレックスに感じている部分(無教養さ・根無し草)から生まれているチャーミングさがウケてしまうので、そういうところに興味を持たれてもあんまりうれしくないという…。そしてそれをうれしくながってる自分がまた嫌いになるという…。うれしがっても先が見えているので、ノーリアクションになっていくという…。

モースが毎回毎回女性といい仲になるのはデクスターの妄想です。

これがホームズより好きだという(人気投票ではモースの方が上だったことがある)イギリス人と、ぼくは案外仲良くなれそうです。知り合いは1人もいないけど。