カルカソンヌについて

みんなすごく誉めてるのに、なぜかファミリーゲーム的な括りでしか遊ばれない…。もっとヴァリアント(ヴァリエーションルール)を積極的に遊んで、面白さの変化を楽しんだほうがいいと思う。ほうがいいっていうか自分がそうしたいっていうか。

実際、普通のゲーム会みたいなところでは「またカルカソンヌー?」みたいに思われてしまうだろうし、もっと派手で初期状態からオモシロ度が高くて、勝ち負けのはっきりするものが好まれるので、現状、このてのゲームが流行らないのも無理はないのか。

ごくたまーに、新聞なんかに載る「ボードゲーム 静かなブーム」とかいう記事に、ぼくはかなり懐疑的なのだが、ほんとうは、こういうゲームが家庭で日常的に遊べるような環境になって、無意識に面白さが探求されてこそ、成熟するものなのかもしれないと、思った。*1

あとデジタル版カタンに飽きた人は、ぜひアナログ版を入手して、ヴァリアントで遊んでみてください。アナログ版は、カプコンが売っているものが正規版ですが、まだ、その前のオリジナルに近いものがオークションなどで入手できます*2

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~hourei/game/catan/translation/

*1:そういう意味では、ファミコンというのは、カートリッジに名前を書いたり、バグ技を投稿したり、キンタマリオみたいなゲームとは関係のない馬鹿なことしたり、そういう余白の中で成熟していったということなのかも。

*2:オリジナル版は地形タイルがバラバラ