メモ帳についてメモ

RHODIAのメモカバー

朝から天気悪く、そのせいかどうかわからないが、気が付くと、手に持ったRHODIAの12号の表面の印刷が手に付いてしまった。ちょうど前のメモ帳のカバーがどこかに行ってしまったので、検索してメモ。

RHODIAやSigno(ジェルインクボールペン)はぼくのような貧乏人でもセンスを主張できるので好きだな。

挟むメモ帳

そういえば昨日は、甲玉堂*1で、手帳に差し込む薄手のメモを物色していたのだった。

おおむね紙の手帳は好きなのだが、メモ領域が有限ということにいい知れない恐怖を感じるのである。どれだけ大きさがあっても、そのエリアが埋まってしまったらメモができなくなってしまうじゃないか。

また、ToDoというのは予定の中ではなく、つねに定位置にあって、そこを見れば全体の見通しが立つというのが望ましいので、手帳の中に中長期のToDoを書きたくないのである。

だからといって、いつもToDo/メモ用と予定用に二つの帳面を持ち歩くわけにはいかない(それに近いことをするときもあるのだが。あと思いつきをグジャグジャ書くためのメモもあって、これはさすがに、最近いらない気がしてきた。)

http://nais.to/~yto/doc/zb/0001.html

前にもこのページは読んだけど、メモに対して人のたどる遍歴は似たり寄ったりだと思った。スキットメモも5*7インチカード*2も買った。付箋持ち運びも考えた。結論としては「ばらばらは不便」につきる。その場のメモは手帳形式になっていたほうがよい。ダイゴーのメモ帳はコストパフォーマンス悪そうだし小さすぎると思うので、Rhodiaに落ち着いている感じ。

ToDoの要件

話を戻して、ToDoを書くメモの要件は以下の通り。

  • なるだけ予定と分離しないこと
    • 予定と分離してると「やらなきゃな」と気持ちだけできて、結局やらない
  • 常に同じところにあって、そこを見れば書いてある
    • 予定の中に紛れない。ここだけ、電子的にフロートするToDoは羨ましい。
  • メモ・走り書きもできること
    • フリーフォーマット。ToDo専用のメモなどが売られているが意味わからん。
  • ページ単位で分離可能
    • 終わったものを捨てて、別途整理に回せる
    • 終わったものを捨てて、常に最新のメモだけがフロートしている状態を保つ

買ったもの

というわけで、「手帳の表紙の裏に挟めて、ページが切り離しできて、薄いメモ帳」を探す。

予定をすこし離れて、ToDoや「あれってどうするんだっけ」的な、あるていどのストックデータを、そこに書くわけだ。ミシン目の入っているものはどれもやや厚くて、挟みにくいので、切り離せないが十数ページのものにした。

また、「付箋紙はさみ」も購入した。これは手帳の一部として付箋紙をストックできるように、挟み込み式に小さなプラ下敷き状の素材とカバーが使われているものだ。付箋紙も、一応上の要件を満たしているが、持ち運びが煩わしいので手を出さないでいたら、こういうものがあった。

といっても、ぼくのような隙間ニーズのために作られた商品ではない。

ダイゴーは、この大きさで、ケースに「はさみこむ」形式のメモ帳のシリーズを出しているようだ。超整理手帳と紙の手帳とシステム手帳のいいとこどり、という感じ。各形式のリフィルを買って、それをケースに挟むのである。

「ハンディピック」:http://www.daigo.co.jp/products/hp/index.html

などと

ここまでずいぶん真面目に書いているが、この項目は、手段のための手段に終始している自分に何の突っ込みも入れていないから、ここまで書けるのである。「で、実際使い心地はどうなんですか?」などと、ぼくに尋ねないでほしい。

*1:地元の文具店

*2:図書館カードサイズ。マルコヴィッチの穴でJ.キューザックが手一杯に持って整理させられてる大きさのやつね