アナログゲームはコミュニケーションに効用があるか…?

http://d.hatena.ne.jp/churos/20040530#1085966206


思想的(すみません……)には、することが決まってない集まりのほうを、わたしは高く評価しそうであり、そんな空疎な思想ばかり持っている、あるいは、思想なんか無いし何も考えていないので楽なのが好きです。考えていても楽なのが好きな場合もあるかもしれないし考えていなくて楽でないのが好きな場合もあるかもしれないです。

アナログゲームはコミュニケーションに効果がある、という。でも本当にそれは、ゲームをすることで仲良くなっているといえるのだろうかとも、思う。ゲーム以外のところで「?」な言動をする人は(自分を含めて)いるし、「なにもそこまで言わなくてもいいんじゃないの?」と思うこともある。*1

すくなくとも、ゲームしたからつって、それで人当たりがよくなったり、快活になるようなことはないなと…当たり前ですが…

mixiにも書いたことですけど、たとえば「オレこのゲームやりたくないや」とか「きみは長考するからきみとはあんまり遊びたくない」みたいなことを、ソフトに、かつ、ぼかさずに言えるような日本語を整備しないと、なんというか、子供の喧嘩ライクになる場合もあると思います。考えなくていいというのは、快不快の次元でいろいろ要求が出るということなので。

全然知らない人と卓を囲んでも、駆け引きやブラフで顔色を読んだり、笑いが生まれたりするということは、なかなかないことなので、そういうのは大事にしていきたいです。まぁでも…、月に1〜2度会って遊ぶペースの知り合いでも、仲良くなるのに半年くらいかかりました。もしくは、ゲームを通じた仲良くなりかたを覚えるのに半年くらいかかったのかも知れないです。

楽じゃない集まりというのは、どういうのでしょうか…僕などは、初対面の人で、目に力があって、いろいろ質問してくるタイプの人とずっと喋っているのは、疲れます。リアクションないのよりは全然いいですけども…。

あと、遊びというものに対してほんとうにレセプタがない人もいて、そういう人はどういうオモシロを見せても無関心だったりするので、万能の薬ではないなと、思うようになりました。

*1:「あのひと変」とか、「私にとってこのゲームは価値がない。時間は有限だから他のをやろう」とか、そういうの。