050605
アメン・ラー
ちょっと走り書き程度に。
フォローしておくと「アメンラーがラーのリメイク」というのはあくまで僕の印象批評であって、そういう事実やコメントは読んだことがありませんです。
もし、「ラー」を別の形で作り直すとしたら、どうなるか、というテーマを与えられて、
- ラーはあまりにもねらいがオープンになりすぎ(取ったモノや手持ちの資源が全部晒される)、なのでA狙いと見せかけて実はB、みたいな要素を、スパイスとして入れてみたらどうか。
- プエルトリコとか見てるとなんか勝ち筋がよくわかんないような複雑なものが受けるらしいけど、要素の数を増やしてみたらどうか。
みたいな問題意識で作ったら、こうなるかなー、という感じです。もっと悪く言うと、クニツィアのアシスタントがクニツィアの真似していろいろこねくり回して作ったような……だめだ全然ほめてない……
複雑で勝ち筋見えにくくて「うーん?」という感じの、クニツィアのゲームといえば、「スカラベロード」が僕の中で似た印象です。最近そういう路線を開拓中なんでしょうか。以前の作品にあった、シンプルかつキレのあるシステムを……とは言いませんので、このままどんどん実験して、近いうちに、複雑なシステムですごい傑作を作ってくれることを期待してしまいます。
でも評価は:★★★★★★☆ (白星はやりこみマージン)くらいあります。
ミステリ的に上の心境を説明すると
「はよ終われ」と言いつつ、にこにこ顔でVシリーズを読む森博嗣のファンと相似です。