決めつけについて

世紀の決めつけ探偵である「モース警部」の七転八倒ぶりを読んで決めつけを反省しやがれ、といったようなことを上にちょろっと書いたが、これは示唆的だ。わたしは、自分が決めつけているということを認識することはできず、つねに人の決めつけぶりを外から見ることで、ひとつメタな立場から笑っているのだといえる。