サンファン部の日記ばかり書いていて

こちらの日記でのゲームのことが薄味になりがちな感じ。

それはそうと、ぼくがこのようにサンファンとか言い出して、まぁタイミングもあったのだけど「はてなグループ」で g:sanjuan なんかをやりはじめたそもそもの動機というと、もちろんこのゲームが好きってことなのだけども、あるゲームの面白さの内容がわかって好きになる、というときは、自分でそれを見つけだして理解することよりも、人にロジックを説明されて、ああなるほど、と納得してはじめて、脳内にレセプタができることのほうが、多い。

たとえば今までなんとも思ってなかったアマガエルのことを、カエルにもえている人の話を聞いたあとで、写真を見ると、とつぜん「こ、これは、かわいいかも!」とか思ってしまったり、ちょっと身近でいい雰囲気だな、と思っている女の子が小林聡美栗原恵に似ているからといって、すぐにそういう人たちのことを「わー実はいいかも!」と思ってしまうのに、近い。

サンファンについてもそういう感じで実は僕は、最初の数回、あんまり意味がわからなくって、プエルトリコ*1に比べてやけに大味だなぁ、という印象を主に持っていた。

普通、カードゲームは、買って封を開けてルールを読んで、2,3回プレイしてあらましを理解してしまうと「はいはい、じゃ、そういうことで」と、ゲームストックのなかにしまわれてしまって、そうとう傑作じゃないとそれから後繰り返しプレイされることは少ないのだけど、「サンファン」に関していえば、一つは身近で英語ルールを日本語訳した人がいたこと*2(id:skoharaさん)と、もう一つは、ゲームをロジックで理解する能力のちょうすごい人、っていうか普通にゲームちょう強い人(id:BLTphiveさん)がいたこと、というのがすごく大きくって、僕はふたりに引っ張られて、初日2回、2日目8回、3日目10回、とかいうアホみたいなペースで遊べて、それでオモシロさが理解できた、のだと思う。

となんでこういうお世辞っぽいことを書いているかというと、BLTphiveさんがはてなをはじめたらしく、見ると相変わらずの調子なので、ぼくは日記を見た瞬間吹き出してしまって、もっと煽っておこうと思ったのだった*3

ゲーム系アンテナの人は入れておくといいですよほんと*4。勉強になります。

…なんて思って今見たら(g:sanjuan:id:BLTphive)、内容が増えていて、サンファン初級講座がはじまっていた(宿題にコメントを書くと添削してくれるみたい。またそういうことをうでに覚えのあるひともないひとも挑戦してみよう!)。どうも完全に論理構築を終えたっぽい。煽ったつもりが返り討ちって感じです。

*1:サンファンは、プエルトリコという重量級ゲームを、同一作者が同じテーマに基づいて簡単なルールでカードゲーム化したもの

*2:メビウスの日本語版が出るちょっと前に、英語版で遊ぶことができた

*3:このへんは松岡さんの気持ちも代弁してます

*4:というか、サンファンというゲームに関していえば、不当に「プエルトリコに比べて大味」「所詮手札運」とか言われすぎだと思う。プエルトリコとは別ゲーなんだし、みんな目からうろこを落としてください、とか思った