チェスクロック

手番に時間制限があるゲームでは、もちろん時間を計らなければいけない。ルールとしてしっかりそれが決められているものは、ゲームのコンポーネントの中に時間を計る道具がついているわけだが:

普通のゲームをやっていて、「これ、長考しちゃうから時間を切ろうか」ということになると、自前で時間を計る必要がある。

  • 腕時計のストップウォッチ機能を使う or 秒針を見る
    • 押しにくい
    • そもそも腕時計嵌めてるひと今日日少ないし
    • 計測者が必要
  • 携帯電話のタイマー機能
    • 押しにくい
    • 計測者が必要
  • 携帯電話の節電機能(画面開いてから消えるまでが1分とか)
    • これはナイスアイデアだと思ったけど、計測者は必要
  • キッチンタイマーを使う
    • 現実的な案ではある
    • ストップ押す→再設定→再スタートまで手順が必要なものが多い

真ん中に置いてだれでも押せて計測者が不要、タイマの再スタートまでがなるだけ簡単、というところが重要。

ストップウォッチなどを持ち込んでやってみると判るけど、計測者がいて「はいスタート…はい終了」とか言うのは、けっこうめんどいし、ゲームの方見てるうちに時計見てなかった、なんてこともままあるしで、あんまり正しく時間が計れない。それにそういう、制限時間というルールの根幹に関わることを、人力でやる、ということに対する微妙な不信感が出てくる。計測者の「終了」の一言でゲームの進行が決まってしまうわけだから、時計を持たされる方も責任が重いってことです。

自分の手番が回ってきた時点から計測を開始して、手番終わったときに、ボチっと押して、リセットして次の人に回すような専用のタイマがあればいいのだが、そんな都合のいいものはなかなかない。

チェスクロック」「対局時計」というものがあるが、あれは、2つの時計を交互にカウントダウンするようなもので、2人対戦・トータル持ち時間が決まっているような場合にしか使えない。3人以上の対戦には使えないわけです。

案としては:

  • PDAでそういうソフトを探す/PDAでそういうソフトを作る
    • 画面やちっこいボタンを押す、という操作をさせるのはちょっと
  • 電子工作する
    • シロート工作だと温度によって時間が変化するとか…
  • スイッチだけ作って時間はPDAでコントロールする

どれも敷居が高い…。