カサノバ - 焚書官の日常

いまちょっと寝不足のあたまで考えてるからかも知れませんので話半分で。これはかなりいいゲームです。ダイスを使ったギャンブルゲーム（かなり運の要素も強い）なのですが、それを支えているシステムが、とても美しい。

やせて身が少ない魚で、食べ応えも淡白なのだけど、食べ終わったときの骨の造形が好きすぎるので食べてしまう、みたいな感じでしょうか*1。

カードの消費バランスが重要だということ、ダイスが1〜3つまで選択的に振れることの意味、みたいなものが、終盤突然わかり、久しぶりに「うーわーそういうことか」と、なりました。（終盤、といっても1ゲーム10分くらいで終わりますが）

「ヤッツィー」「キャントストップ」「ナッシュ」他、今までやったダイスゲームにはない、繊細さを感じました。

「確率に基づく意志決定」→「念を込めてサイコロ振る」→「まぁ一応考えて振ったんだから仕方ないさ」みたいな、ダイスゲーム独特の大味さが抑えられていて、好みです。

*1:ま、そんなところに燃えてどうする、ということなのかもしれないが、ほっといてくれ