無償の評価システム
ゲームの話題だけどそれだけじゃないのでwebカテゴリ。
「私このゲーム遊びました!7点!」「この本面白かった!6点!」という感想を、ユーザが思い思いに持ち寄る評価DBはたくさんあって、ある程度どこも流行ってるのだけど、あんまり自分から参加する気にならない。
理由:
- 得点の平均で高いものから順に見せる、とかだと、「俺はAが好き」「私はBが好き」という好みの違いが平均されてしまう(アンジェリーク好きな人とオレの評価が混ざるとか、そういうの)ので、あんまり数値に意味がない。
- 評価をかきためるのはけっこうな手間だが、その書いたものを自分で使って何かためになる、というモデルが想像しにくい
- 他人様の評価を読ませていただいているのだから自分も何か貢献しなくちゃ、という発想しか動機にならない
- (そういう互酬性も悪くはないけど…システムとして健全だとは思えないんだよなぁ…思えないっていうか、そういう感謝の気持ちを強制されるみたいなところが鬱陶しい)
- えーとつまり、DB自身の有用性が低い
上のおのさんの記事で触れられているplay::gameのDBというのは、ちょっとそこから抜けたところがあると思っていて:
- 自分がそのゲームを持っている「所有」フラグ
というのを、登録ユーザは、設定できることになっている。ちゃんと廻せば、自分の所有ゲーム管理システムにもなるはずだ。それくらい付加価値がないと、人はデータを登録せんよなぁ、などと思う。
(…あ、いや、UIがめんどくさげ&一括登録がしんどそうなんであんまり触ってないんですが…。)
結論としては、オレはブクログの意味があんまりわかりません。…あぁ、いや、人と「つながる」のが付加価値になってるのはわかるけど、それだけでそんな面白いかなぁ、という。