文字の声の文字
デジオの星に行ってしまいそうなみなさんをおしとどめるために、日記におけるデジオ、つまり、((声による(ブログ))の再文字化)、みたいなことについて書きます。
先週ゲームショップに入った絶版作「フィレンツェの匠」を超ダッシュで買った帰りにブックオフに寄って、100円の本を何冊か買ってきましたが、その中でちょっとおもしろかったのが小林聡美さんの本です。僕は小林聡美さんが好きで、あのチャーミングさ、繊細さ、その他がまじった、両生類的なわけのわかんなさ、というのは本質的に女性のわかんなさ(僕にとっての)に通じてる気がします。話がそれました。本です。
- 作者: 小林聡美
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2000/04/01
- メディア: 文庫
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小林さんのおしゃべり自体はたいへんおもしろく、話の内容は、観光地でキャンドル立てを買ったらプチプチで梱包してもらった、だとか、他愛ないものなのですが(すいません)、しゃべり口調が好ましいです。小林さんの口調を一度聞いたことがあれば、脳内で再生できると思います。
つまり何が言いたいかというと、文字からデジオ(説明せずに使っていますが、キーワードの説明を参照してください)に移行するのと同じように、デジオから文字へ帰ってくる道もあるんじゃないかなと思ったわけです。しゃべりが得意なブロガーの人は、しゃべってるサンプルをブログにのせて、「この声で実況していることを想像しながら読んでください」、とか、どうでしょうか。なんて思うのでした。