議論を行うためのマクロ
冗談を書きますがあんまり面白くないです。
上のエントリに書いたように僕は
- 1.「AはXであるからBのような特徴を持ってる筈だ」
- 2.「Xという見方でAを見るとBのことが言える」
の、2→1の取り違えが起きているのではないか、と気になっていた。
これはテキストの中で「Xという見方でAを見たとすると(仮に、そうだとすると)」という条件指定が次第に曖昧になっていったせいではないかと考える。
Xという言葉(この場合は、ゲマインシャフトとかゲゼルシャフトとかですね)が実体がある何かの概念のように使われ、たとえば「ゲマインシャフト」→「人間的なつながり」→「はてなダイアリーは人間的なコミュニティ、のはず」みたいな言い方が成立しそうになってしまう。
自由文形式であちこちでいろんな人が言及する日記での議論で、このような、言葉の使い方の意図の取り違え・忘却・風化を避けるのは、実はけっこう難しいのではないか。
そこで、議論パターンに頻出する、要約の難しい言葉を、学術用語のいかんを問わず、マクロ化することを提案したい。
たとえば「仮に今使っている比喩をそのまま受けてその話に接ぎ木すると…」という前置きを、3文字程度のアルファベット記法で表現することとする。
[aym]ゲマインシャフトを再生産しようと思っている
みたいな感じで。ちなみにaymは、along with your metaphorの略。英語違ってるかも知れないので、このあたりの記法については、専用のグループを設けて検討する。
はてな内での議論であれば、「はてなグループ」のキーワードを自動リンクさせるように設定することが可能なので、同じグループに自動リンクしている人の間で、マクロの使い方に食い違いがある可能性は減るはずだ…