コミュニケーション指向の日記について(2)

コミュニケーション目的で日記を書く人をどうこう言うような文章に思われそうなのでフォロー。


青丸が日記、黒い線が、「交流」を表すとする。孤立した点は、細々と日記を書いてる人。

  • 孤立した点の人は、ほっとかれると、ふらっとどこかに行ってしまうかも知れない。
  • だから、できるだけこの黒い線が多くなるようにしよう、黒い線をどんどん引いて、人との関係を、ここにいる理由にしよう、とする。

それもいいけど、黒い線だけじゃないでしょう、というのが僕の考え。ピンクの丸は「趣味」「考え方」「××系」などの、自己規定。自分は、こんな感じで書いていこう、という意志があれば、そこに腰を下ろしやすいと思う。僕の中で「コミュニティ」というのは、黒い線じゃなくて、ピンクの線のものに近い。

  • 全く交流がなくても、「こういうふうに書いていこう」という意志があれば、それで書き続けることは可能。
  • http://d.hatena.ne.jp/adramine/20050324#1111642409 で、adramineさんがアンテナを紹介されてれるけど、わかりやすい例で言うと、このジャンルのアンテナが、ピンクの丸を可視化したもの。
    • 別に「××系」アンテナに入ってるからって、必ずしも入ってる人同士が友達ってわけじゃない。
    • でも登録されてる日記を見ると、何かのつながりを感じる。
    • もちろん、ピンクの線をたどっていって、友達になるのは自由だけど。
  • とりあえず、どういうピンクの丸があるか、(自覚的に)見て回って、よさげなところに自分を括ってみればいいんじゃない? ということ。

補足

まったく始めたばかりの人には、ピンクの丸すら見えない、ということはある。

?Dには「キーワード」があるけど、これが偶然の(ときに望まない)出会いを呼ぶものとして語られすぎていると思う。「考え方」「××系」と同じように、その言葉を書くことで、自分の日記の立ち位置を決めるという機能もある。

そういう意味で「はてなダイアリークラブ」を評価してる。自分の日記を貫かせる、自己規定の矢のようなものとして。もっと目立つように見せてもいいんじゃないかと思う。