プレイログ

カッツェンジャマー・ブルース

このゲーム、3人〜2人用なのか。4人ではいかにもチップが足りない。

トータル20点分しかチップがないので、4人でプレイすると、5点のバンドを誰かが得点できて、その人がジョーカーを使いすぎなければ、あんまり負けることはない、っていう感じだからなぁ。

相場が安すぎたから、みんな早く役を作れたのかもしれない。場に5が2枚でて、自分が5を1枚持ってるのなら、「4を3枚」でビッドされても、「バラ4枚」でビッドする価値は全然あり。逆にそれやって弱体化したときに、他のプレイヤーが3点を2回とかで安くあがれるかどうか。まぁちょっと4人では、そのへんの運の要素(どうにもならなさ)が大きすぎるような気がする。

アクワイア

息苦しいの好きなMな人なら好きになれますよこれは。

カタンと同じで、運の要素が中毒性を上げている。自分の理論を実証するためにまたやる、みたいな…。

ロバはだーれ?

わりと面白い。6人以上が機能するかも。

基本は大富豪っぽい、手番でレイズして札を消化していく感じのゲーム。勝ち抜けではなく、誰かが上がった時点で手札を失点にする。

1枚だけ「ロバ」カードがあり、これを消化しないと大失点。「ロバ」が最初に出ると、パスのできない「ロバラウンド」(通常と違い、レイズは不要だから何を出してもいい)になって、そのラウンドで最も大きな数を出した人が、その場に出たカードを全部(ロバ含む)引き取らされる。

  • ラウンドに勝った、あるいは、ロバラウンドでカードを引き取った人が次手番
  • スタートプレイヤーが来ないとロバを出すことができない
  • ロバを貰ったラウンドの直後のラウンドではロバを出すことができない

というルールから

  • ロバを持っていなくても、札がまずいとロバを取らされる可能性がある
  • ラウンドで勝つには、基本は大きな数の札を持っていればいいが、ロバラウンドで取らされないには、小さな数を温存しておく必要がある
  • 小さな数を集めるために、ロバラウンドで、わざと負けて、他プレイヤーが出した小さなカードを集める、という方法がある。最後の最後にロバが出ると負けそうな場合(手札に5〜10くらいの数しかない、とか)、有効。リスキーだけど
  • ただし、ロバを貰った次のラウンドでは絶対に勝つ必要がある。(貰った次の次のラウンドからしか、ロバが出せないから)
  • 「わざとロバをもらう」のが早すぎると、自分の手番から始めたラウンドで、「4の3枚」なんかを出しても、他人がそれより強い3枚を切って、スタートプレイヤーが奪われてしまう。
  • 他人のセットのカードが尽きてきた(ように見える)ころを見計らって、おもむろにロバを引き取り→次のラウンドに必ず勝てるようなセットをプレイ→次にロバをプレイ→あとは引き取りで貰った小さな数でロバを切り抜ける、というのが大筋の勝ち方か。

なんということはないゲームだけど、気を配るところがちょっとずつあって、それに気づいた人が勝つんじゃないか。ただ人数は6人以上という感じがするので、気配りも運に負けるかな。なんというか、やりかたを理解した人同士が遊ぶ運ゲー

同じ作者のゲームでカードゲームといえば「6ニムト」が有名だけど、なんとなく6ニムトより好感が持てる気がする。6ニムトの打ちスジ(気配りの場所)を自分があまりまだ理解していないかも知れない。