オモシロってなんだっけ
コメントも。ハードウェア能力の向上が表現の幅を上げるから、そのことで今まで見たことないものが見られる、っていうのはまぁ正しいと思うんですが、それはオモシロとは直接つながってないような。
僕個人のゲーマー的な見解では、
- オモシロとは、一つの新しいパラダイムが広がるプロセスそのもの
- だから、オモシロをすぐ形にできるハードウェア(開発環境が整備されていたり、ユーザが開発に介入できるようなもの)がすばらしい
- アナログゲームは開発コストが低いので、オモシロの提示→広がりというサイクルをどんどん回せるからすばらしい
ということなんですが、まぁそれは、一つの見解でしかないかもです。
たとえば、本格ミステリのマニアにとっては、本格ミステリの書き方やだまし方が、作品ごとにどんどん変化していくことが楽しいけど、一般の人はそういうところではなく、「どれだけ泣けたか」みたいな評価基準で本を選んだりするのと同じなんじゃないでしょうか。
もちろん個人的には、「こんだけ泣けた!」=「映画みたい!」なゲームが増えすぎるのはイヤなんですが。
というか、もっと簡単に開発ができて、開発者とユーザが一緒になってオモシロをぽんぽん量産できるモデルってないのかなーと。たとえば開発が簡単とか。「ツクール作品」とかだと一気に安く見られてしまうけど、それはパッケージを提供→素材組み合わせでなんか作る、というモデルだからそう見えるわけで。