自動tbへの感想に関して、引用していただきました

文意を損ねない程度に表現をいじりました。20050623
http://hxxk.jp/2005/06/22/2143

最近調子に乗って書いてるので反省しつつ。

まず、自分の記事が引用されている箇所について。

確かに、 id 記法で言及をできるという手法は残しておいて良いと思います。 ただ、それを「トラックバック」という表現でひとくくりに扱っているがために、自動トラックバックの是非が問われて問題がややこしくなっていると思います。 別に必ずしも「トラックバック」という表現でないと気軽なやり取りができないわけではないでしょう ? あくまで id 記法による言及の「手法」が重要なのであって、その名称を本来のトラックバックと区別することは問題ないはずです。

えーと、特に異論はないです。もともとトラックバックでもない「id言及」だったものに「トラックバック」という名前が振られたもので、数回の機能の付け足しで、トラックバック的な機能を備えるようになっています。

慣習的にそう呼ばれているから、はてな内で「トラックバック」とか言っていますが、実際にはトラックバックとは呼べないものですね。

なので、自分の書いたことを、トラックバックという言葉を使わないように変えると「言及(refer)通知が相手に自動的に行かないように設定できちゃうのは、ちょっと大きな変更だなぁ」です。まぁ、大意はかわりません。

別に「id言及→自動通知」が<便利>で、標準的なトラックバックの作法に依拠すると<不便>になるのがよくない、といってるわけではないです。

使い勝手の変化は些細なものでしょうし、それを盾にどうこういいたいわけではない。ただ、これまでの前提だったものが、簡単に変わってしまうと、コミュニケーションのかたちがどう変わるかわからないな、という不安を持ちました。自分の周囲のコミュニケーションが、なるだけ楽になる(なだらかな変化ですむ)にはどうしたらいいか、と思い、アイデアを出してみました。

まとめ

id:hxxkさん(真琴さん)の主張を、僕の記事にかかわる限りでまとめると、

はてなユーザは、システムの経緯上、「トラックバック」と「言及」の使い分けが曖昧だ。一般的なトラックバックの規格に照らして、単純な言及がトラックバックであるかのように扱われるのは、一般的なトラックバックの機能を期待してリンクを辿る人にとっては、ノイズの原因だ。

ということだと解釈しました。実際自分の日記を検索しても、最近になるに従って、普通に日記での言及を「トラックバック」と呼んでいることが増えてます。これはちょっと、書き方を変えたほうがいいのかも知れないです。(適切な言葉を発明したほうがいいかも)

今後もいろいろ言われるでしょうから、注意しようと思います。

ちょっとくだけて書きますけど

要するに、今回の変更でどういうことが起きるのがイヤかというとですね、まさに、id:hxxkさんがされたようなことが起きるのが、めんどくさいんですよ。(こういう揚げ足をとるような書き方は好きではないですが、まぁ敢えて)

id:hxxkさんは、今回の変更に反対する感想をながめてまわって、「はてなユーザにとってそんなに大事なことなのでしょうか」と、引用されたユーザに代表される「はてなユーザ」が、標準的なトラックバックへの不適応にしがみついているかのようなまとめかたをされてる、ように読みました。

実際、僕個人は、しがみついている部分もあるし、合理的ではないと思います。

だから、これは今後も何度も起きるでしょう。そして、起きるたびに、いやそうじゃないんだ、慣習を変えられることにまつわる気分の問題なんだ*1、と弁明しないといけない。

別にid:hxxkさんをどうこう言うわけではないですが、ある程度、こういう言われ方をするんだろうなぁと、予想はしてました。

くだけた言い方をすると、id:hxxkさんは、引用されてる方全員に「釣られた」とも言えます。(…これは冗談)

もっとくだけて、性格の悪い質問コーナー

煽りを承知で言わせてもらうと、 title 要素の変更の時にスルーしておいて今回だけやれ思想だやれらしさだ、と騒がれても全然説得力無いですよ、と。 極端な話かもしれませんが。

「煽る」対象がわからないです。引用された方は皆、感想を言ってるだけだと思いますが(実際の改変提案ならはてなアイデアに出すだろうし)、それをつかまえて、並べて、共通性を誇張することの意図はなんでしょうか。

あと、「はてなユーザ」という集合に、はてなユーザであるid:hxxkさんを含めないで論じられているように読みましたが、これの意味はなんでしょう。「はてなユーザ」というのは、id:hxxkさんが<ひとくくりにして何か言いたい>ユーザの集合を指してますか。

*1:ここに「はてならしさ」とか「コミュニティ」みたいな大文字の言葉を持ち出すのを、僕はなるべくしないように心がけています