夕方外で

ジャズの演奏をやっていた。

アーケード街(商店街)の数カ所でいろんな人が演奏する、という催しを、ときどきやるのである。そういうの好きな人が音頭取りをしているらしい。と、演奏に出る人から聞いた。

気持ちよさそうにキーボード+パーカッション+ドラムで演奏しているのを見ているうちに、それに乗るというより「なんだよおめぇらばっかり」と反感に近い感情がわき上がってきた。

あーぁ、こんなときにオレが聴きたいのは、JellyfishTMBGみたいなベタベタに人工的なポップソングだぜ、とか、わざとらしく思った。そしてこのことを日記に書こうと思いながら歩いて帰ってきた。

帰ってパソコンの前に向かうと、iTMSが稼働してることを思いだした。つまりこれは、あぁ今フラっと聴きたい、ような曲をブリブリ買えるということなのだった。本当に好きなものはパッケージを買ったほうがいいと思っていたので「オレの好きな**がある」「オレの好きな**がない」式の感想には全然興味がなかった(自分の感覚として、本当に好きならCDを買うので)のだが、そういうところとは別の脳の隙間に入り込んでくるのだ、とわかった。恐ろしいサービスだと思った。

興味ないとか書いたが

えー、ストーンローゼズのファーストがないのか!
と驚いてみる。こんなびっくりなら誰でも無限にできるだろうけど。
しかしこの「驚く」は、ずいぶんいやらしい驚きだ。

洋楽とかジャズばっかり聴いてサンボマスターに「帰れ!」とか言われる人になるのが目標なので

最近のシングルを買ってみよう、とかは思わないんだけど、昔の歌謡曲とかには市場があるのかも。N in 1 なパッケージのCD見ても、「これは欲しいけどあとはイラネ」って感じだったりするし。